『CatCPT』は、人間味のある応答をしてくれることが話題の文字チャットAIサービス。
だが延々と文字チャットの応酬を続けていると、猫が現れて気絶させられてしまうという噂がある。
高校二年生の電脳部員、大石悟はそれを体験することになる。
寂しさを紛らわせるべく、電脳部のパソコンを使って『CatCPT』を相手に延々とチャットを続けていると、本当に黒猫が現れた。
黒猫は尻尾が二又の猫又で、猫耳美少女に化けると『CatCPT』は自分が作ったと言い出した。
さらに悟は、猫又によって『CatCPT』の驚愕の正体を思い知らされることになる───。
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※一度SFの短編として投稿しましたが、ジャンル的に違っていたのでヒューマンドラマに変更して、手直しして前後編にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:05:01
10020文字
会話率:42%
知能サービスを提供する会社が採用していたのは、部位ごとに培養された脳だった。
その脳の集積は、計算のズレを補正するためのサロゲートを持っていた。
自分が、そのサロゲートであると知ったイルヴィンは、恋人である女性に自分を終わらせてもらうように
頼む。
イルヴィンの名前をたまに誤記してることがありますが、ご容赦ください。気づいたら直してますけど。
個人サイトと重複。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 11:36:32
49367文字
会話率:57%