空から、つめたい花。
窓から、つめたい声。
ゆっくりとセカイを凍らせる白のなか。
屋上で眠っているはずの彼が、そこにいた。
最終更新:2009-12-25 12:14:51
3970文字
会話率:1%
あわいひかりにくちびるを近づければ、そこには彼がいた。放課後、屋上、近づいてくる足音、甘い檻に体の自由が奪われて。
最終更新:2007-09-25 10:10:51
2099文字
会話率:0%
くすぐったくて眠りからさめると彼がいた。ウソをついたおしおきに与えられる小さな熱。もうしんでしまいそう。
最終更新:2006-12-15 01:55:55
1721文字
会話率:0%