1980年ある心理学者が言い放った
「人間は脳の10%もしくはそれ以下しか使っていない」と。
そんな都市伝説が流行ったのは大分昔だ、説が騒がれた50年後の4月6日1人の男性が世界で初めて脳の11%を引き出すに至る。
受験へ向かう彼は急ぐがあ
まり事故に合うが車との衝突寸前で突如バッタの様な脚力を身につけ事故を回避、その翌年の5月にはビルの建設工事中に落下した青年が同様に異能に目覚め飛行能力を身につける。
医療機関や科学者はなぜ脳の活動が急に活発になったのか分からず調査を断念、そこである学者がこう結論付ける。
「日常生活では決して抱かない強い感情による脳回路の活性、構築による人間本来の力だ」と、異能に目覚めた者を脳力者と呼ぶようになり、脳力者達は科学者の言葉により『脳力の無い人間は、人間では無い』と主張し始め争いが始まる。
争いは25年間続き異脳解放軍が軍事力に押しつぶされ終戦しそれから更に70年もの月日が流れる、異脳差別が僅かに残る現代は政府の対応も遅く脳力者は肩身の狭い暮らしを送っていた。
そんな中、永禮 燈彩は脳力を開花させてしまったが気にせず今日も学校へ向かう。
なんせ言わなければバレない程度の脳力なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 07:30:00
27332文字
会話率:46%
異脳に目覚めたのは偶然だったのか、それとも必然だったのか。今となっては関係ない事だ。
運命に導かれるままに、道を行き、世界に殺される。
それがこの世の理であり、全て。
そんな理に反逆の意思を持って拳を挙げよ。
怒りを以って知らしめるのだ。
人間は強い。と。
異脳を持つ、兵どもよ。理に平伏した弱き者共を蹴散らし、人間の尊厳を、誇りを取り戻せ。
世界に殺されるな。世界を、殺せ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:00:13
11178文字
会話率:48%
一見普通の大学生、松葉にはある楽しみがある。友人が持ってくる「事件」について推理すること。一見難解な事件に対し、松葉は「47番目の染色体」の赴くまま、独特の視点で答えを探していく。
最終更新:2019-01-30 00:19:10
3165文字
会話率:40%
桜の散り始める暖かい季節。今回の主人公となる 高校一年生の零は今日も忙々しく学校の用意へと急いでいた。つい数日前から始まった、慣れない高校生活に焦るこの頃。一方社会では様々な問題が浮き彫りとなり、政府は極秘計画、“異脳児生産化計画” という
計画を練りあげていた。そんな情報を零は 偶然会った謎の男・|虚(ソラ)に伝えられてしまう。その計画の真相、野望等を詳細に説明されたが、それを全く心に受けなかった零はそんな事を忘れ、一人悠々と学校生活を送っていた。しかしその翌日、何処から情報が洩れたのか学校に政府の裏組織・ “プランナー” が訪問して来て、零を渡せと要求をしてきた。全く気にも止めなかった零だが この事でやっと理解をし、“プランナー” から逃げる為、学校からの逃亡を謀る。だが学校からの逃亡に成功をした矢先に目の前にある人物が現れ_____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 00:00:00
201文字
会話率:0%
異脳を持つ友達との青春小説!
主人公:橋本 明夏理(はしもと あかり)
恋人:高野 純(たかの じゅん)
サブ主人公:沼岸 一輝(ぬまぎし かずき)
女の一輝:金木 咲(かなき さき)
恋人:塚越 彩花(つかこき さいか)
彩花の友達
:平井出 美季(ひらいで みき)
一輝の母:沼岸 涼子(ぬまぎし りょうこ)
一輝の父:沼岸 篤司(ぬまぎし あつし)
純の母:高野 夏海(たかの なつみ)
純の父:高野 楓(たかの かえで)
先生:太成(たいせい)
その他:綾戸(あやと)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 23:40:34
10233文字
会話率:76%
突如起きた大企業ビルの爆発。
それはある革命と、ひとつの小さくも
強大な力をもつものたちとの戦いの
幕を開く。
人々と相入れない力をもつ能力、魔玉。
それをもつ者による物語!
最終更新:2016-09-16 00:41:20
2226文字
会話率:27%
ある日高校生、赤羽竜斗は下校中に異世界のような何かに迷い込んでしまう。そこで起きた超常現象の数々。自らに迫った危機と、父親に託された不思議なペンダントの意味。
運命に導かれた少年少女達が出会うとき、彼らの物語は紡がれる。
最終更新:2016-08-21 09:00:00
37564文字
会話率:36%
人類は進化してきた。
そしてその進化の原因は外的変化と脳が伴って進化したからである。
知性を持った人間はこれ以上どんな進化を遂げるというのか。
新人類という魔法や超能力に近いポテンシャルを有する物達が世界人口の0.001%を占めるようにな
った。
能力を持った少年らは、特異者教育施設で学校生活を送っている。
高圧的平和国家日本の施設の一つ「青山傑英高等学校」において、鳴神遠矢、雨宮アリスの二人の禁忌・アンタッチャブルが出会う。
遠矢は自分の能力と長い間戦ってきた苦悩の少年であった。
新人類や敵対勢力による事件「魔件」が蔓延した世界で二人の通う高校にはある特殊な制度が存在し、事件の捜査に関わることになる。
徐々に明らかになっていく遠矢が禁忌とされる真の理由と、アリスとの心の触れ合い。そして起こる史上最悪の魔件とは何なのか。
遠矢を含む生徒達が真っ向からぶつかっていく物語。
人間は弱い生き物ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-26 15:17:17
92497文字
会話率:41%
――似ているようで何処か違う世界。
――何処か、価値観の違う世界。
――「超能力」が、当たり前に存在する世界。
だが――この世界では、それらの力は「劣ったもの」と蔑まれていた。
それらの能力(ちから)を持つ人々は「異脳種」、普通
の人々は「優位種」と呼ばれた。
特異な才を持つ者よりも、平凡な者が好まれる世界。
何かが出来る者よりも、何も出来ない者が羨まれる世界。
「個性」よりも「無個性」が優位である――そんな世界。
――なぜこんな世界になったのだろう?
――なぜ自分たちは蔑まれるのだろう?
「異脳種」達は、世界が隠す真実(シンジツ)を求め、自ら烈しい戦(イクサ)へと身を投じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-13 00:34:38
12750文字
会話率:25%
空はいつも傍にあるというのに、決して自分のモノにはならない。陸に足をつけたまま生きるしかない蛇蠍者を、世界は笑って手放した……。 元はTwitterの診断『現代異脳ったー』の結果を参考にしています。ピクシブでも上げておりますがタイトルが変わ
っているのと、ピクシブの方は近々削除予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 15:42:18
8250文字
会話率:27%
「つまり、俺たちは体の良い的ってことだよ。――生身の……な」
環境問題の深刻化に際し、「国際環境対策義務条約(IEMDT)」が締結されて数十年。各国の科学技術の全てが環境対策に当てられ、人類は何とか地球環境の保全に成功しつつあった。エコロ
ジーの一点にのみ突出した発展。軍事発展の衰退により平穏を手に入れた世界。
ある“特性”に苦悩する少年、はそれでも充実な学生生活を送っていた――覚醒するまでは。
襲いかかるトラウマ、社会からの偏見・弾圧、能力の暴走、ADHD、新型兵器の実験、救いの使途、スマイル。
「だから貴様の存在は許されないのだ!! 恵まれた……貴様のような可能性が私たちの過去を、彼らの救いを消し去ってしまう!!」
戦いの真実を知った少年の決意とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-20 00:05:24
23229文字
会話率:28%