「ほ、本を読んで呪文を声に出すだけで魔術を覚えちゃうなんてそんなの、強すぎて物語の主人公としてはボツなんじゃないですか――!?」
アルテミシオン王国(元)第一王女、ライラ・アルテミシオン十六歳。
お医者様も絶句するレベルの虚弱体質、そして
とにかく陰湿な継母のいじめを乗り越えついに婚約者探しのパーティへ出られると思った矢先、陸地から遠く離れた孤島へと追放され――いつの間にか、世界で最も強い魔術師になっていました。
そして、ささやかな人助けをきっかけに、個性も種族も多種多様な島民たちから少しずつ依頼が届くようになり……?
さらにさらに、故郷の王国も何やら大変なことになっているようで……!?
いわゆる「淑女の幸せ」からは横道スピンしまくってるけど、島暮らしって実は最高!
元王女・現最強の魔術師と彼女を取り巻く様々な人々(異種族いっぱい含む)が織り成す、ゆるふわ(?)スローライフ(?)ファンタジー。
隔日更新を予定しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 21:09:51
120594文字
会話率:52%
山だらけの田舎で金も仕事も無くした男、駆緒(カリオ)双太(ソウタ)32歳。
どうにか地元の猟友会に御手伝いとして働かせてもらい、その報酬と
土下座コネで掴んだバイトで食いつなげる様になったある日の事、
いつもの猟友会の山廻りの最中、いきなり
霧に包まれ、気が付けば見知らぬ地。
物語で見聞きしたよりも異形なバケモノ、猟師山師の知識はあれど、
経験は半端で無論猟銃どころか空気銃の資格すら持たなかったが、
幸か不幸か罠にかけたバケモノを一体狩り、そこから彼の物語は
大きく動き出す。それが強く実感できるのは、非常に近い未来の話…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 20:02:58
160961文字
会話率:48%