俺は式柴京太郎(しきしば きょうたろう)
高校一年生だ。
俺は教師たちのことを“生徒警察”と呼ぶ。
“同調圧力” “ブラック校則” “多様性”とはほど遠い学校という世界は閉塞感で満ちていた。
“陰キャ” “キモオタ”のレッテルをはら
れたくない俺は、クラスでも目立たないように過ごしていた。
そんなあるときクラスメイト“相馬(そうま)マリナが生徒警察に取り締られれているところに遭遇。
柄にもなく彼女を庇ってしまう。
生徒警察に楯突いたことを問題視された俺はあえなく停学。
相馬マリナはそんな俺にお礼だと俺が夢中になっているゲーム”ファンガルスフロンティア“の
剣と魔法の能力がリアルでも行使できる能力を授けてくれた。
「剣と魔法がリアルで使える!」
この力で学校の風通しを良くして学校から“生徒警察”を駆逐してやる!
全3話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 13:00:00
4435文字
会話率:51%