──く、殺せっ!
出会いの言葉は、それだった。
人間国との和平交渉の証として、姫騎士ネメシアを魔王城に迎えた俺。
だがこの姫騎士、とんでもなく面白い生態をしていた。
「俺は、お前の優しさをよく知っている」
「~~っ! ……き、貴様は、
なんでもすぐそうやって……くっ……殺せ……っ!」
「寝ている時のよだれ、拭いておいたが」
「うわあああっ!! く、殺せぇぇえっ!!」
抱きしめるだけで、
「くぅ、殺せぇ……」
キスをするだけで、
「こ、殺せぇぇ……っ」
なんだこの可愛い生き物は。
これは、“くっころ”が口癖の姫騎士と、魔王である俺の、
甘すぎて死にたくなるような100日間の物語──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:02:04
11907文字
会話率:48%
高校一年生の最霞玄也はひょんなことから同級生の美少女と同居することになる。その美少女の名は千種あかね。学校一と言ってもいいほどに可愛い彼女は二次元では割とよくいる家事なども出来る完璧美少女……ではなかった。そのため、同居している美少女に甲斐
甲斐しく世話を焼いてもらえるという男子が羨む展開ではなく、逆に玄也のほうが家事をしてあかねの世話を焼く生活になる。けど、なんやかんやでデートに行ったりとか恋人っぽいことをしているし、そもそも美少女と同居している時点で羨ましい展開じゃねーか!と思う、そんなラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 13:02:04
7937文字
会話率:67%