「……私じゃダメですか?」
幼馴染に五度目の告白をして振られた俺に、そう告げたのは――彼女の“妹”だった。
手を取ってくれたのは、妹。
けれど涙を流したのは、姉だった。
優しさと未練、強がりと本音が交差する。
少しだけ残酷で、でも確かに
優しい。
この恋はまだ、誰のものでもない。
※全9話/毎日投稿/完結まで執筆済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 10:10:00
32198文字
会話率:27%
文芸部。部員は俺と、無表情でクールな氷室 澪だけ。
「生まれてから一度も照れたことがない」と言い切る彼女に、俺はつい言ってしまった。
「じゃあ、俺が照れさせてみるよ」って。
撫でたり、壁ドンしたり、告白したり――だけど彼女は全然動じな
い。
勝ち目なんてないのかも、そう思いかけたその時――まさかのハプニングが。
そして、形勢逆転。
笑って、照れて、ちょっと赤面。
クール女子との“照れさせチャレンジ”、勝者はどちらだ!?
※R15タグは保険です。
※別サイトで公開していた作品を一次創作として調整・投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:01:40
3060文字
会話率:38%