「恋とはどんなものだろうか」と王太子であるリチャードは口にした。
王家と公爵家の間で決められた婚約者であるアンナマリーに対して。
王族の責務はわかっていても、若いリチャードには恋愛というものに対する漠然とした憧れがなくもなかった。
そんな失
礼と言ってもいい彼の問いに対して、アンナマリーは言う。
「それならば交流会を開いてみてはどうですか」と。
様々な身分の者と交流し、その中で例えば運命の出会いだとかがあるものか試してみては、と。
出会い意外の意義もあるからとリチャードは学園の入学式後に交流会を開くのだが、その結果は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 05:47:30
5791文字
会話率:37%
持って生まれた厄ネタ全てから逃げ切るのだ王子よ…そうしなければお前はむごたらしく死ぬぞ…と天啓を受けたテナン王子は全てをなげうって逃げ出すことに決めた。王族の責務とか女性関係とか出生の秘密とか予言の宿命とか色々とあったような気がしたが、知っ
たことではない。この物語は、知らぬうちに背負わされ過ぎる予定の王子と、同情から彼にちょっかいをかける天啓の、世界を敵に回した逃亡劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 00:01:06
979文字
会話率:50%
ふわっとした設定のふわっとした話です、合わない場合はそっとブラウザバックをお願いします。
最終更新:2018-08-03 20:35:21
694文字
会話率:70%