【一万字ちょっとの短編です】
アルベリーニ侯爵家のレティシア嬢は、王家主催の夜会で王太子に婚約破棄される。
レティシアは幼いころから、将来王妃として王国を支えられるよう、強い責任感で勉強に励んできた。しかし出来の悪い王太子は優秀な婚約者
を鬱陶しく思い、思慮の浅い子爵令嬢と恋仲になっていたのだ。
婚約破棄されたレティシアは、敵国であるグランヴァルト帝国の皇太子のもとへ嫁ぐことになる。人質のような生活が待っていると覚悟していたレティシアだったが、意外にも皇太子はレティシアの高い能力を評価し、前向きで誠実な彼女を溺愛する。
一方、レティシアを婚約破棄した王太子と子爵令嬢には、残念な運命が待っているようで――?
(本作の執筆に当たりご協力をいただきました鮎咲亜沙先生に感謝申し上げます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 19:19:03
14077文字
会話率:47%
王太子は優秀過ぎるが故に仕事ばかりの毎日。
放置された婚約者は公的な嘆願書を提出した。
いつも側にいるのが当たり前と思ってほったらかしていた王子の涙の物語。
タイトルそのままで何のひねりもないお話です。
最終更新:2022-08-15 07:00:00
3951文字
会話率:35%
公爵令嬢、ミレイヌ。
第二王子、エドリック。
王太子、セフィロス。
男爵令嬢、ヨシテーナ。
この4人を主軸に婚約破棄騒動が起きる──訳はなく…“茶番”は始まった。
最終更新:2019-07-13 01:14:33
13467文字
会話率:43%