ヨファルダ公国は400年前、ヨファルダ王国内で勃発した民衆革命において聖女と呼ばれた女性によって新たに建国された国であった。平和と公正を掲げる公国とは裏腹に、王国時代は悪名高い王が幾十も君臨したという。
1200年ほど前に建国し、800
年もの間繁栄を極めた王国は400年前に滅亡した。それまでの詳しい歴史はたくさん残っている。しかし、最期の国王についての記録は何も残っていない。
唯一あるとすれば、歴代最悪の暴君であったと言い伝えられている。
これは、とある考古学者のたまごとその友人が残した記録を元に描かれた、ヨファルダ王国が滅びるまでの革命譚である。
(完全オリジナル世界でのタイムスリップ物です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 00:07:06
2949文字
会話率:22%
ウィンブル王国の『聖女』と呼ばれる私、シャルロット・リュミエールは王国策略によって処刑されてしまった。
気付くと17歳の姿に戻っていた。
シャルロットは自分が処刑されたことを思い出し、腐りきった王国に愛想を尽かした。
そして死に戻っ
たことを天啓と受け取り、シャルロットは決意した。
「この腐りきった王国を元に戻して見せます!」
死んだことで過去に戻った聖女が腐りきった王国に革命を起こし、領民や国民から信頼されいずれは王女になる。
これは断頭台から始まる、真の聖女と呼ばれる革命の乙女の物語――……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 13:08:59
10551文字
会話率:51%
クラスまるごとの集団異世界転移から1ヶ月、秩序は限界を迎え。
外れスキルと判断された、猫島 嵐真(ねこじま らんま)たち5人は追放となる。
魔物の攻撃を食らう囮となることで、自身のスキル『うずくまる』が絶対防御の効果を持っていたことに気づ
く猫島。
彼は異世界最強格の存在たる神獣の攻撃ですら、傷を負うことはない。
5人は愚賢者と出会い、地球に戻れないことを理解する。
仲間にかなりの問題児、友方(ともかた)を抱えながらも猫島は、異世界を生き抜くことを決意。
――おおよそ2年後。クランを設立し王都で活躍する5人のもとへ、かつて彼らを追放したクラスの女子が1人やってくる。
彼女は語る。クラスの女子が男子に売られ奴隷にされたという悲惨な末路を。
女子たちの仇を討ってとお願いする女、それを拒否し煽る友方。
結果、友方を『道連れ』に死ぬ女。
王国の抑止力となっていた友方の死をきっかけに、動き始める者たち。
歴史は動く――暗黒の統治は崩れ去り、新たな国が作られるだろう。
誰かの軌跡を誰かが振り返ってみたときに『英雄』は生まれ語り継がれる。
これはネコジマ ランマの英雄譚。
――――――
※2章から作品の雰囲気が1章に比べて、シリアス寄りに変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 12:06:57
273418文字
会話率:39%
王都革命軍所属、元(BL)作家で異世界人である風(フォン)は、クリアリオ王国王宮謁見の間にいた。「思い出したのは、お風呂に入ってる時でした。」――血に染まる剣を片手に、彼女は思い出話を始める…。
注*BL表現は皆無です。
最終更新:2011-11-15 20:43:56
8636文字
会話率:59%