「玉の緒よ絶えねば絶えねながへば 忍ぶることのよわりもぞする」
式子内親王の、定家への想いの和歌──。
その想いは叶うことがあったのか。
※短歌の授業をした時に、好きな一首を選びそれを題材とした小説を書こうという課題が出されたことがあり
まして。
その時に書いた小説を自己満足ですが、投稿させていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:43:24
2301文字
会話率:15%
國與女大学囲碁部の顧問である佐藤は、文化部棟の戸締り確認をしている際に、見てはいけないものを「百人一首部」で見てしまった。それは、日本を牛耳る伊集院財閥の一人娘、伊集院静の着替え途中の姿であった。
『肌を見せて良いのは夫だけ』というしきた
りがある伊集院家。伊集院静の父である伊集院龍三は、結婚を佐藤に迫る。もしくは東京湾に沈むか……。
そんなピンチに追い込まれた佐藤に救いの手を差し出したのは、伊集院静だった。「まだ、学生の身分でありますので、結婚は如何なものかと……。まずは、婚約者からお願い致します」
「え? なんでそうなる~」
五十鈴スミレ様の『決められた婚約者企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 00:00:32
31060文字
会話率:38%
玉の緒よ~で有名な
かの詩を小説に!?
無謀な挑戦です
最終更新:2012-02-05 14:17:23
3611文字
会話率:14%
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることのよわりもぞする……。「忍ぶ恋」を妖艶に歌い上げた鎌倉時代の女流歌人、式子内親王。秋の長夜、ふと夢を破られた内親王は、美しくも寂しい月影に誘われるまま、ひとり恋の情感を心の内に追う。
最終更新:2010-09-23 00:55:14
5411文字
会話率:0%