梅雨に差し込んだ六月のある日。小説家岸辺の元に、一人の少年が訪ねてきた。
彼が持ってきたのは、実際の体験を元に描いたと云う犯人当て小説。彼の提案に乗り、犯人当てに臨む岸辺だったが、読み進める内に、徐々に違和感を感じ始める。
最終更新:2024-06-30 20:48:13
45594文字
会話率:47%
カナダからの留学生、クレア・ペナーが、何者かに殺害された。彼女の死体の傍らには、自身の血を使って書き残したと思われる、「M」と「C」が。その二文字を目にした文芸学科岩倉ゼミの面々は、『斜陽』に登場する「M・C」を想起する。果たして、被害者の
残したダイイング・メッセージは、「マイ、チェホフ」か「マイ、コメディアン」か、あるいは全く別の意味なのか……。
二〇一八年の二月。短編犯人当て小説──『MとCに関するいくつかの推察』に、まだ出逢って間もない頃の若庭と緋村が挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 18:01:27
28151文字
会話率:38%
本作は『犯人当て小説』です。
『続編』ですが、前作未読の方も、読んだけれど設定を忘れてしまった方も、前作を読み返すことなく本作からお楽しみいただけます。
『出題編』全20話を2020年11月1日までに、『解答編』を11月23日にそれぞれ投稿
する予定です。
物語が始まるのは『第2話』からで、『第1話』には本作を楽しむための諸注意と時短要素について書かれています。『犯人当て』に興味がある方は、まずはそちらからお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 12:30:09
249912文字
会話率:20%
犯人当て小説です。
特別な知識や複雑な思考は不要です。
ぜひ、犯人を当ててみてください。
最終更新:2018-05-01 01:18:39
7550文字
会話率:4%