俺のお気に入りの話は、イソップ童話の「犬と肉」だ。
肉を手に入れて、口にくわえた犬が橋に差し掛かった時、水面に映る自分の姿を別の犬だと思った。そのくわえた肉を手にしようと吠えたところ、口から肉がこぼれ落ちて、川へ沈んでいってしまったと。
それほど鮮明に、顔を映す川の水は、果たして存在するのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 21:00:00
2561文字
会話率:0%
童話パロ企画参加作品。隣の芝生は青いというけれど、大切なモノは失ってから後悔してももう遅い。
最終更新:2014-07-11 18:34:49
790文字
会話率:57%