埼玉県秩父市。2年前に病気で仕事をやめた俺は、乏しい退職金と親の遺産で食い潰しながらただ日々を生きていた。
そんなある夏の日、俺は家庭菜園に倒れていた黒いとんがり帽子にケープの少女を拾う。
彼女に連れられて向かった先にあったのは、そこには決
してあるはずのない白亜の王宮と城下町だった。
その日から、俺の詰みかけていた人生は音を立てて動き始めた。
突如異世界から転移してきた都市を巡り交錯する人々の思惑。そして都市を狙ってやってきた異世界からの刺客。
さらに都市を確保しようと送り込まれた大国のエージェント。そんな中に放り込まれた無職の俺は、どう立ち回るのか。
魔法も武力も金もない俺の武器は、知恵と言葉と愛。
これは、俺が異世界への扉を開くまでの物語だ。
※「悪役令嬢と性悪執事は転生者狩りをするようです」の続編ですが、単品でも読めます(むしろ前作要素は中盤以降にしか出ません)。
※以前執筆していた同タイトルのリメイク版ですが、設定やストーリーは大幅に変えてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:45:09
281030文字
会話率:48%
仕事をクビにされ落ち込んでいた、20歳無職主人公
琴月悟は呑気な神の不手際によって死んでしまった。
神に与えられた収納型魔導具魔導袋を使い、異世界生活を楽しむ為に冒険者になった。
最終更新:2019-07-27 11:45:02
4634文字
会話率:22%
主夫希望の無職主人公が気がついたら
異世界の住人になっていました。
その体は死んだら最初からやり直せる身体だった。
しかし運命は残酷で不幸な結末を常に提供してきた。
その運命に挑み、抗う。
その先にあるものを見たいから。
最終更新:2014-04-08 18:02:19
73089文字
会話率:23%