誰もが知っている浦島太郎の物語。浦島太郎はどうして爺になり、かつ鶴になって浮世を辞さねばならなかったのか。大胆な新解釈で送る新たな浦島太郎伝説。
最終更新:2024-01-30 22:38:50
7457文字
会話率:47%
平成10年7月、尾張多賀神社の裏手にある部落の一軒家に1人の老人が無断入居する。近所の人はびっくりして追い出そうする。空き家だが無人の家ではないからだ。この家の持ち主は2年前に旅に出ると言って出ていったままだ。当時35歳。
近所の人がび
っくりしたのは、老人がこの家の持ち主で、まだ37歳だと言い張る事だ。誰がどう見ても80歳か90歳位に見える。
老人は2年前に旅先で亥世界に入り込んでこの歳になっていたと語る。
老人の入り込んだ世界は常識では理解できないものだった。
常世の国――2百人の若者たちが暮らす世界。生活水準も縄文時代。政治や文化もない。生活に必要な物は必要なだけ作る。貨幣もない。人々は歳をとらない。老人にとってはあこがれの国だった。彼もこの世界では20代の初めのように若々しい。
しかし、1ヵ月に1人子供が生まれると、20歳の後半になった若者が1人消える。その場所も部落の北側にある、巨大な鉄塔の中に吸い込まれていく。
新月の前夜、塔の中から3メートルもある鬼が出てくる。鬼は部落に入って咆哮する。1人の若者がその咆哮に応じて、鬼と共に鉄塔に入っていく。
老人(主人公、山下統一郎)は鉄塔の中に入って見守る。
鬼が若者を貪り食う。その凄惨な光景を見た時、山下は鬼を殺すことを計画する。そして火で鬼を焼き殺す。
だが鬼が殺された事で、山下は部落から追い出される。
この世界に戻って山下は見る見るうちに老人と化す。
この世界に戻っても、あの世界で夫婦となったイトから霊感で情報が送られてくる。鬼は牛頭天王で、彼は蘇ろうとしている。山下はあの世界に帰る事を許される。
老人は新月の前の晩にあの世界=常世の世界に帰る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 08:25:59
51239文字
会話率:10%
浦島太郎伝説の真相をお教えいたします。
※「なろうラジオ大賞2」の参加作品です。
最終更新:2020-12-18 21:04:52
855文字
会話率:42%
浦島太郎伝説に秘められた裏の話
(ここで書いていることは創作なので真に受けないでください)
最終更新:2020-10-12 22:33:26
1428文字
会話率:3%
浦島太郎伝説は終っていなかった。浦島太郎が行った龍宮城は龍宮星人の海底基地だった。だが太郎と龍宮城の姫は恋に落ち、やがて龍宮星に渡り子孫を残した。その子孫が地球を救う為に再び地球にやってきた。ある壮大な計画をたてていた。
最終更新:2009-04-04 21:36:14
2824文字
会話率:55%