今宵の舞踏会は、聖女シルヴィアが二人の王子のどちらに薔薇を捧げるのかで盛り上がっていた。
薔薇を捧げるのは求婚の証。彼女が選んだ王子が、王位争いの勝者となるだろうと人々は囁き交わす。
しかし、シルヴィアは薔薇を持ったまま、自信満々な第一王
子も、気取った第二王子も素通りしてしまう。
彼女が薔薇を捧げたのは、呪われ大公と恐れられ、蔑まれるマテウスだった。
拒絶されるも、シルヴィアはめげない。
壁ドンで追い詰めると、強引に薔薇を握らせて宣言する。
「わたくし、絶対にあなたさまを幸せにしてみせますわ! 絶対に、絶対にです!」
ぐいぐい押していくシルヴィアと、たじたじなマテウス。
二人のラブコメディが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 07:14:12
126294文字
会話率:41%
竜族最強の称号とともにその名を知られている臆病なアレクシスと、記憶を無くした人間の女の子レナとの日常のひとコマ。
各章、レナ視点(前半)とアレク視点(後半)の二話構成。
白ヶ音雪さまと月城うさぎさまの合同企画、雪うさぎ主催【Dragon萌え
企画】参加作品。
開催期間が無期限となりましたので、続きを黄昏タグで参加予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-13 17:28:39
16273文字
会話率:31%