瘴気と妖気が漂う街トンロン。その混沌した空気の中、街の住人は冴えた新鋭の街として、見えざる化物達と生活していた。
三文記者もその一人として生涯を終えるところであったが、自らの観察眼は災いを呼ぶ。そして余計な惨禍に巻き込まれていく。
その三文記者は自らを「死ぬに値しない塵屑」と称し
或る貴族の幽霊は「君には才能がある」と記者を称え
或る歪な資産家は「最悪と最高の巣窟」と記者を貶し
或る吸血鬼は「可愛いから結婚しよう」と記者に求む
今日も記者はただ振り回される、
振り回される為に今日も生きる。
この街から出るか、円満解決策を探し出すか、果たしてどちらが先だろうか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 12:36:21
4314文字
会話率:26%
水谷水樹《みずやみずき》は中学二年生の春、家族と日帰り旅行に行く途中に事故に巻き込まれ瀕死の重傷を負いながら異世界へと召喚された。
そこで一人の少女に命を救われ、元の世界へ帰る方法を探す為二人で旅をする事になり様々な経験を得て二年が過ぎ
る。
ようやく帰還の方法を突き止めた水樹は残してきた家族の為に元の世界へ帰る事を決意する。
その際、少女と「必ずまた会いに来る」という約束を交わし異世界からの帰還を果たす。
異世界から帰還して早二年。
高校生となった水樹はあの事故で唯一生き残っていた妹と再会を果たし二人で生活していた。
しかし「あの世界」へ帰る方法が見つからず途方に暮れていたその時、突如、教室を光が覆い尽くす。
よくあるクラスごと転移の主人公最強物です。
でも成り上がりではなく最初からほぼチート君ですので、読んでみて合わなかった方はブラウザバックを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 12:20:18
11144文字
会話率:49%
粒子支配者は《パティコルーラー》と読みます。
世界最強の格闘技『気功技』の師範代の神乃シヤ(中学三年生)は、中学の卒業式の日に屋上で昼寝していたところ、なんの前触れもなく全てを赤と黒に統一した異世界に転移させられてしまう。
その世界で初っ
端死にかけ、一人の少女に命を助けられて、その世界に魔法が存在しないことを知る。
その世界にあったのは魔法ではなく『妖気』という特別な力。
シヤが手に入れた妖気、それはなんと——
助けられた恩を返す為、少女と共に行動し「ヒャッハー!!」するお話。(注:主人公はそんな性格ではありません)
「俺の手配書……んん? 桁が三つ四つおかしいな」
一応主人公最強ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 23:20:36
3609文字
会話率:13%