黒色は魔女の使いというお伽話が残るフェリアル王国で、黒髪に生まれた伯爵家のシャルリーヌは学園にも通えず家に閉じこもっていた。
母はシャルリーヌを産んですぐに亡くなり、父は再婚して二つ下の異母妹ドリアーヌがいる。
義母と異母妹には嫌われ、家族
の中でも居場所がない。
毎年シャルリーヌ以外は避暑地の別荘に行くはずが、今年はなぜかシャルリーヌも連れてこられた。
そのせいで機嫌が悪いドリアーヌに殺されかけ、逃げた先で知らない令息に助けられる。
ドリアーヌの攻撃魔術から必死で逃げたシャルリーヌは黒猫の姿になってしまっていた。
多分、いつもよりもゆるーい感じの作品になるはず。
アルファポリス、カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:10:00
91607文字
会話率:34%
その男は、魔王の使徒である。
主たる魔王の命を受け、仲間たる使徒たちと協働し、配下たる魔物を動かして世界を支配せんとするものだ。
その男は勇者の師匠である。
悪逆たる魔王を撃ち滅ぼす希望――勇者。絶大な才能を持ちながら、未だに未熟である勇者
を指導し、救国の英雄足らしめんとするものだ。
クロードは、魔王の使徒であり、勇者の師匠である。
上司たる魔王の無茶難題に頭を悩ませ、同僚たる使徒の奇人変人さにため息を漏らし、部下である魔物の自分勝手さに胃を痛める中間管理職だ。
自宅で開いている道場に通っていた弟子がいきなり勇者に任命され、成り行きで勇者指導をすることになり、時には勇者の恋愛相談に乗ったりもする気のいいお兄さんだ。
これは、かつて魔王に戦いを挑み、そして敗北したクロードが、魔王の使徒と勇者の師匠の二足の草鞋を履く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 03:09:37
971文字
会話率:11%
最弱剣士に根暗毒舌魔術師、やる気ゼロの格闘家、レズ狩人の四人のクラス――――――一年三組。
問題児だらけのクラスは、今日も『勇者』になるために頑張ります!
最終更新:2013-02-09 13:00:00
5549文字
会話率:46%