誤字報告ありがとうございます!【悪魔と称される外見を持つ青年×天涯孤独なパン売りの女性】家族や友人、恋人を次々に亡くしたスターチアは、瞳の色が原因で村にいづらくなり、故郷を離れた。彼女の瞳は悪魔が持つとされる漆黒だったからだ。彼女は新たな地
で祖父仕込みのパンを焼き、それを売って生計を立てていた。そんな彼女は、毎晩、町はずれにある小屋の屋根に上り、月を眺めるのが習慣だ。早く、この世を去りたいと願いながら……。ある晩、彼女のもとに漆黒を纏い、背中に黒い翼を持つ青年が現れた。突然現れた青年に驚く様子もなく、スターチアは坦々と言葉を交わす。悪魔の中でも上位とされる自分を恐れない彼女のもとに、青年は暇つぶしだと言っては、たびたび姿を現すようになっていった。憎まれ口を叩くくせに、悪魔の青年は、なんだかんだとスターチアを気に掛ける。なんとも言えない関係が続く中、スターチアは、きな臭い騒動に巻き込まれてしまい……。
★悪魔と言っても、みやこ独自の設定です。サタンやルシフェルといった「THE 悪魔」は登場しませんので、ご了承くださいませ。ツンデレ悪魔青年は、最終的にスターチアを溺愛することになります。……が、そこまでの道のりが少々長いので、ノンビリとお付き合いいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 19:44:04
210983文字
会話率:24%
たのしかったことはあるかな。
あたしにはないの。
ね、一緒に、墜ちよ。
最終更新:2020-03-26 03:33:23
1534文字
会話率:0%
『花嫁殺しのツギハギ王子』などと呼ばれている王子の17番目の花嫁として選ばれた令嬢は、代役を立てることを思いついた。
訳ありの王子と訳ありの使用人(女性)のお話。
最終更新:2016-05-08 01:36:16
16632文字
会話率:68%
一つ話をしよう、君だけに話をしよう。今ここに居る君だけに・・・・話を聞いてくれる君だけに・・・・。そう言って老人は、話し始めた。だから私もそれを言いたい・・一つ話をしよう、君だけに話をしよう。今ここに居る君だけに・・・・話を聞いてくれる君だ
けに・・・・鎌を持たない死神と死にたがりの娘の話を・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-07 23:26:56
14689文字
会話率:31%