ある日突然、弟の颯太が忽然と消えた。
必死で捜索に当たる依那だったが、一週間後、颯太が消えた同じ場所で謎の光に包まれ、気が付いたら聖女として異世界に召喚されていた。
行方不明なっていた颯太は一足先に勇者として召喚されていたのだ。
魔王を倒さ
ぬ限り元の世界には戻れないって、どういう冗談!?
おまけになんなのこのキラキラ世界!庶民の身には荷が重い!!
元の世界に帰るため、シスコン気味の勇者と武闘派聖女は今日も頑張る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:20:49
1924983文字
会話率:51%
少々特殊な女子高生、一色乃詠は、ある日の放課後、チンピラ集団に拉致された妹の救出に赴いた先で、男どもを千切っては投げしている最中に突然、姉妹そろって異世界に聖女召喚された。
そこはゲームのようにレベルやスキルが存在するファンタジー世界。これ
から訪れる災乱期への対処のために女神に選ばれ、召喚されたという話だった。
しかし、称号を確認するためのステータス鑑定を行った際、なぜか乃詠のステータスだけが文字化けし、その化けた文字を神官の一人が〝悪魔の言語〟だと証言したことで、召喚の儀式に紛れ込んだ悪魔であると誤解され、転移アイテムによってどこかへと飛ばされてしまう。
転移先は、封印と試練のダンジョン『邪毒竜の森』――瘴気に満ち、凶悪な魔物がはびこる殺意しかない場所で。案の定、早々に瘴気に侵されて死を目前とした乃詠だが、そこで彼女の保有する称号【万能聖女】が覚醒し、そのご都合きわまるチートっぷりで乃詠の命を救った。
その後も、乃詠の望みを汲んだご都合スキル獲得によって〈マップ〉に〈ナビゲーション〉と、そこへ付与された疑似人格という頼もしいサポート役を得て、そのうえ戦闘スキルまでゲットし、聖女なのに一端の戦士以上に戦えるようになった乃詠は、ダンジョンからの脱出を図るのだが――その道中に出会ったワケアリの魔物たちの懇願を受け、ダンジョンの攻略に協力することになるのだった。
これは、異世界から召喚されて即追放された野良聖女が、時に聖女らしく辻救済したり、時に聖女らしくなく武力無双したりしながら、仲間たちとともに自由気ままな異世界ライフを満喫する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 22:59:48
389606文字
会話率:32%
「日頃熱心に祈ってくれているから、これあげる」
唐突に神の声が聞こえ、聖女エライネの手元に片手持ちの戦鎚が出現した。
なんだかよく分からないから近場でゴブリン相手に戦ってみたら、迅雷が鳴り響き一振りで3体のゴブリンを倒してしまった。
現実
の出来事なのかまだ信じられないから、ちょっと苦戦しそうなオーガ相手に戦ってみたら、これも一撃で倒してしまった。
「このメイスさえあれば、私はどこまでも行ける!」
確信した聖女エライネは、幼馴染の勇者グウ・タラーを引っ張って魔王討伐に名乗りを上げる。
旅の途中に立ちふさがる幾多のモンスターたちを全て雷鎚の一撃で葬り去って、エライネはグウを引きずって魔王城までたどり着く。
「雷鎚の力が効かないっ!?」
魔王には雷が無効であった。途端に弱気になって、神聖魔法などでむなしく抵抗を試みるエライネ。
しかし、勇者グウには秘密兵器があった。
グウが信奉する怠惰の神ナマケルンから与えられた、堕聖剣ロクデモナイヤーである。
それは切りつけた相手を弱体化させ、あらゆるスキルの行使をめんどくさく感じさせてしまうという堕落の力を持つ剣であった。
電撃無効のスキルを無効化された魔王に向かって、エライネの雷鎚が撃ち込まれた。
思わず倒れた魔王の上に乗りかかって、エライネは狂ったようにメイスをふるった。魔王は死んだ。
そして二人は魔王を倒した勇者としてたたえられ、結婚して末永く仲良く怠けて暮らした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 08:49:37
8044文字
会話率:49%
ずっと騎士になりたかったのに聖女になった!しかたなく魔物討伐について行ったけど・・・。あれ?私って結構戦える?自分の身は自分で守れる武闘派聖女とそんな彼女を守りたい素直に気持ちを伝えられない騎士の話。
ヒロインの戦い方がえぐいです。
最終更新:2021-09-06 19:00:00
36329文字
会話率:22%
貴族令嬢達が、王子と親しくしている(ように見える)聖女を取り囲んでみたけれど…
千文字ちょいの読み切りです!
最終更新:2021-01-02 15:00:00
2075文字
会話率:44%