魔法使いは獣人に命を与え、獣人は魔法使いに力を与える。そうして互いが共生する世界。
とある理由により自分を生み出した主人から逃げ出してしまった鶏獣人は、犬獣人の営む店でくだを巻く日々を送っていた。しかし、捨てられた獣人たちが魔法使い狩り
を行っていることを知ってしまい――。
これは、逃げ続けていた獣人が自分の宿命と向き合う物語。
※初出:2023/11/28「ノベルアップ+」掲載作品
【改訂1】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 02:08:14
11180文字
会話率:34%
――あらゆる抑圧が戦争を引き起こす。
人類史の歩みは常に『戦争』の二文字と共にあった。人が人である限り、その内側に抑えきれぬ衝動を抱えている限り、この世から争いは決してなくならない。
これは戦乱に満ちたとある世界を舞台に、いずれ語
られることになる/永遠に語られることのない物語の断片である。
※拙作「雷鎚の鋼撃兵」の短編集です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 00:08:46
93973文字
会話率:26%
青年は空を飛ぶ夢を見た。鳥となって自由に空を駆ける夢だ。それが覚めた後に映し出される現実は、鈍色に支配された格納庫内の景色。彼はある任務の為に現場へと急ぎ向かう最中であった。
一方で<マグオル共和国>は地獄と化していた。突如として勃発し
た軍事クーデターは無辜の市民を巻き込み、酸鼻を極める惨状を作り出したのだ。そんな、あらゆるものが崩壊していく中を逃げ惑う二人の女性が居た。窮地に陥った彼女たちの絶望に応えるが如く、鋭い雷鎚が天を揺るがして降り立つ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 03:19:10
72502文字
会話率:28%
「武の頂」=「覇王」
これは、最強の称号たる「覇王」となるため、朱之宮 絆が数多の出逢いと戦いの果てに、その場所に辿り着くまでの物語
最終更新:2016-08-08 20:21:10
913文字
会話率:18%
親に売られ、奴隷として穢され、抜け出した先で結局ゴミのように殺される。
悲しい人生を歩み、心に深い傷を負った少年は死後、女神様に出会って未来へと赴くことになった。
これは過去を、トラウマを引きずりながら生きる少年(少女)のお話である。
4章《気弱な聖女様》までは鬱表現も多く、人によっては不快感を感じる方も多いと思います。
それ以降も鬱表現がないとは言いきれませんので、どうか耐性のない方はご注意ください(>人<;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 12:00:00
372589文字
会話率:31%