少年シヴァは、親友よりも固い絆で結ばれた6人の少年と1人の少女と出会う。
家族を失い、世界から孤立した彼らが過ごした"滝壺の寺院"での日々は、何にも変え難い時間になる。
しかし、ある日...。
永遠に朽ちることの
無い不死の生命体"樹化異(きかい)"の出現で人生は大きく動き出す。
少女"式神詩音(しきがみしおん)"が突如、行方不明になってしまう。
詩音(しおん)を助けるために、シヴァを始め、7人の少年は救出に向かう。
助けに向かった彼らが目にしたのは、真っ白の体をした"樹化異(きかい)"になった"詩音(しおん)"の姿であった。
彼らは詩音(しおん)を元の人間に戻すべく奮闘するが、詩音(しおん)は彼らの前から姿を消してしまう...。
詩音(しおん)は死んでいなかった。
少年シヴァの夢の中で生きていたのだ。
少年シヴァは、親友よりも大切な存在の詩音(しおん)を元の世界に戻すべく、 "6人の少年" と協力して世界に飛び出す。
少年シヴァは旅をし、多くの人と知り合い、大きく成長していく。
少年シヴァは通っていた"魔法学校"を卒業し、世界を自由に行き来できる "狩人" になる。
シヴァは詩音(しおん)を助けられるかもしれない手段として、どこかに眠る "世界の生命樹" を見つけるために動き出す。
しかし、その裏で暗躍する 謎の組織"Treedom" と度々、衝突する。
シヴァは、彼らの野望に憤りを感じ、その阻止にも立ち向かう。
樹化異(きかい)を殲滅し、"Treedom" の野望よりも先に、詩音(しおん)を救えることがシヴァにはできるのか!?
小説家になろう、カクヨム、pixiv にて同時投稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 00:00:00
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