俺は気のおけない女友達と会った。
彼女は、人混みの有楽町に、妊娠5月の大きなお腹をして立っていた。キャンパスで出会ったころの美しく初初しい横顔に、母親になる覚悟をしたためて……
一人の女性が母親への階段を上っていく一場面を写真に収めたよう
な短編小説。
子を持つすべての母親にエールをこめて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 20:40:14
2786文字
会話率:23%
社内で俺が「舌が肥えていない味のわからない男」というレッテルを貼られている理由。
最終更新:2022-07-07 19:19:53
444文字
会話率:8%
久々に出社した俺は、後輩と飲みに行くことになった。他の同僚とは都合が合わず、二人だけでの飲みになったわけだが。そこそこの見た目だから、お持ち帰りでもしてやろうかと目論んで。
俺は脂の乗った35歳、普通のサラリーマンだ。ちなみに腹に脂が乗って
いるわけじゃねぇ、年齢的にって意味だ。まだ遊びたい年頃なんだろう、今のところ結婚も考えて無い。だから、後輩をお持ち帰りしてもなんの問題も無い。
そんな後輩と会社から近い有楽町に、二人で歩いて向かっていると、ろくでもない現場に出くわした。しかも不運な事にその事件に巻き込まれてしまう。何とか後輩は逃がせたと思うが、俺の方はダメっぽい。
そう思ったのだが、目が覚めた事で生きていたのかと安堵した。が、どうやらそこは、認めたくは無いが俺の居た世界では無いらしい。ついでに身体にまで異変が・・・
※アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 18:56:21
479427文字
会話率:56%
期間限定ではあるのですが、有楽町マルイの八階にジェンダーフリーな売り場(カジュアル)ができました。
短い間ではあるのですが、さまざまなサイズを用意したりメイク講座なんかもしてくれるそうで。
はい、作者はちょこっと気になったので、入口の
外からこそーっと眺めてきたのでした!(入っとけよ! 的なのは……無理ぃー!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 07:22:41
6137文字
会話率:0%
太一は親の反対を押し切って結婚します。
二人だけで婚姻届けを出して、一年後に「紙婚式」で
ミコを友達に紹介します。
太一22歳、ミコ19歳です。
最終更新:2018-04-09 19:00:00
6395文字
会話率:69%
稀な身体能力をもつ伊能亮一は、現在三十四才。超伝導体の優秀な研究者である。英語力を買われて同所に配属された桜木陽子は、上司である伊能に恋をしてしまった。
しかし仕事以外には一切、他人の干渉を許さず、「神秘の男」と職場で称されている伊能は
陽子を無視し、とりつくしまもなかった。陽子は同僚が囁く「伊能病」重症患者となったのである。
折から、永田町駅、有楽町線駅で電車の中でひとりの男の死体が発見された。ただちに赤坂署に捜査本部が設けられ、佐野参事官の指揮のもと捜索が開始された。殺害された男の周囲には大勢の乗客がいたはずであり、その目撃者を求めるが、予想に反し目撃者は集まらない。それどころかその現場、先頭車両の中央付近にいたという人間が現れない。
警察への不審か。捜査本部は悩み捜査は難航する。
しかし榊女性刑事の「目撃者はいなかった、ないしは車両に入れなかったからなのではないでしょうか」という発言が捜査転換のきっかけとなった。
異なった視点からの情報を集めた結果、当時、その周囲には入りがたい「結界」があったことが判明した。現場のまわりを詰めていた五、六十人が、すべてが共犯であれば犯罪は可能である。
殺害された鎌田は弁護士。その長年の友人に劇団アルテナを統べる人気俳優の山崎がいた。ふたりは同郷である。かつて高校時代にふたりはあるトラブルで対立したことがあった。
佐野の捜査本部が遡って調査した結果、山崎の妹(当時高校一年)が夜の河原で何者かに殺害され、犯人が検挙されないままで時効となっていたことが判明した。
捜査本部はふたつの事件の類似性に着目した。しかし決定的な動機がみつからない上に、山崎には、その時刻、公演を間近に控えた総稽古の舞台に関わっており、一歩も稽古場の外には出ていないという鉄壁のアリバイがあった。
伊能は今度もまた、ふとしたことから捜査に大きな手掛かりを提供することになる。その神秘な男、伊能への慕情を押さえられないプリンセス・チュリー陽子。そのひたむきな求愛に伊能の心も揺れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 12:51:46
115891文字
会話率:51%
投稿できないくらい短かったので無理繰り文章を足しました(本来なら「後悔の枕に顔をうずめて」まで)
以前、「キリン」という詩を投稿したのですが、それの続編というか番外編みたいな感じです。
最終更新:2016-05-09 15:48:25
226文字
会話率:0%
いじめられっこな憲人は、ガキ大将に「テメェ一人で電車乗れんのか?有楽町線わかりますかぁ?このヘタレ!」と嫌味を言われ、ブチ切れて計画も無く実行してしまう。案の定、迷子になってしまうが、そこで出会った青年の影響で、憲人は徐々に変わっていくので
あった。(部活の部誌での派生小説です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 22:48:56
5846文字
会話率:38%
梅雨時のとある日、ぼくはぎんざに出かけた。
雨宿りで入った文具店で、ラジカセの音楽を聴いていた。
ある一曲でぼくは、ひとつの確信を得た。
最終更新:2010-10-17 22:59:16
1185文字
会話率:0%
有楽町律子はお気楽兼業作家。
キーワード:
最終更新:2009-11-23 09:40:05
631文字
会話率:11%