令和の時代からタイムスリップした女子高生「永遠(とわ)」は
鎌倉時代の青年「曽我十郎」と愛し合う。
十郎が仇持ちであることを知った永遠は、仇討ちなどやめて二人で幸せに暮らそうと懇願する。現代の考え方では仇討ちをする武士の矜持が理解できなかっ
たが、しだいに十郎の苦しみを理解し、仇討ちをすると決心しているその心さえ愛する。張り裂けそうな気持を抱え、十郎と涙の別れをする。
十郎の仇討ちは成就するのか、永遠との愛はどうなるのか。
時代を超えた歴史ロマンお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:22:42
34339文字
会話率:62%
令和の女子高生「永遠(とわ)」が、妖力を持つ石により、鎌倉時代にタイムスリップし、その時代の青年「曽我十郎」と愛し合う。
しかし、十郎は父を叔父に殺されており、仇持ちの身の上だった。
永遠への愛と武士の矜持の間で苦しむ十郎。
仇討ちより二人
愛し合い幸せに暮らしたいと願う永遠。
兄思いの弟五郎と、永遠の友だちの亀若の恋も成就するのか。
歌舞伎でも有名な日本の三大仇討ちの一つ「曽我物語」を読みやすい小説にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:06:36
42498文字
会話率:56%
曽我物語で主に語られる源頼朝と八重姫の悲恋。
その後の八重姫の運命は、色々と語られていますが、最近、坂井孝一氏が新しい説、実は八重姫はその後に北条義時と結婚して、北条泰時を産んでいたという説を唱えられました。
それを私も読んだのですが
、結論には同意するものの、その経緯が納得いかず、私なりに推論してみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 19:38:54
10479文字
会話率:1%
大河ドラマ ”大河兼任”
時は源平合戦の終わり。奥州藤原氏は生き残りをかけて、鎌倉へ従おうとした。義経の首まで獲ったが、受け入れられず。黄金の都”平泉”は灰に帰した。しかし北奧には、無傷の将兵があまたおり。義経や木曽の遺子が生きている
と噂を立て、鎌倉方を錯乱。統制が取れなくなった隙をつき、その男は立った。
大河兼任(おおかわかねとう)。秋田城柵に詰める、一人の大将である。
”古今の間、六親もしくは夫婦の怨敵に報ずるは、尋常のことなり。いまだ主人の敵を討つの例あらず。兼任独りその例を始めんがために鎌倉に赴くところなり”
今作は ”曽我物語外伝 奥州再乱” を編集しなおしたものです。いずれ今作を含めて大河兼任の生涯を書きたいと考えています。ちなみに ”松島” とは宮城県の松島町ではなく、青森県五所川原市の松島町です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 22:10:04
4068文字
会話率:5%
大河ドラマ”大河兼任”。
時は源平合戦の終わり。奥州藤原氏は生き残りをかけて、鎌倉へ従おうとした。義経の首まで獲ったが、受け入れられず。黄金の都”平泉”は灰に帰した。しかし北奧には、無傷の将兵があまたおり。義経や木曽の遺子が生きている
と噂を立て、鎌倉方を錯乱。統制が取れなくなった隙をつき、その男は立った。
大河兼任(おおかわかねとう)。秋田城柵に詰める、一人の大将である。
”古今の間、六親もしくは夫婦の怨敵に報ずるは、尋常のことなり。いまだ主人の敵を討つの例あらず。兼任独りその例を始めんがために鎌倉に赴くところなり。”
決起は成った。・・・しかし、崩れ出す。
奥州と鎌倉。二極で織りなすドラマが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 20:22:07
41796文字
会話率:23%