「では、参ります。総理。シートベルトに捕まって!」
早乙女は何と、煽り運転する車に逆にぶつかって、スイングさせた。数回繰り返す内、煽り運転する車は、中央分離帯近くのガードレールにぶつかり、乗り上げて止まった。
早乙女が車の中を確認すると、時
限装置付きのダイナマイトがあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 13:03:00
6304文字
会話率:11%
探偵の井手不二雄が与えられたのは、たった2時間だった。
謎の男からの電話で、井手は殺人の仕事を要求される。
男は井手が愛した女を人質に取り、時限式の毒物注射装置を取り付けていた。
そのタイムリミットは、わずか2時間である。
男は発信機と
カメラが内蔵された通信装置を使い、井手を監視する。
それによって井手は、警察に連絡することも、仲間に助けを求めることも封じられる。
しかし、井手はただの探偵ではなかった。
だからこそ、男は彼を使おうと目論んだのだ。
果たして、井手の正体は?
そして彼と犯人、標的の関係は?
井手は敵の隙を見つけ、刑事や仲間に情報を伝える。
仲間たちが調査を開始する中、犯人グループが井手と接触して拳銃を渡す。
命令に従わなければ、人質は殺される。
しかし命令に従えば、井手は無実の人間を殺すことになる。
追い詰められた状況の中で、井手は命令を遂行するのか。
それに背くなら、どうやって窮地を脱するのか。
果たして彼は、人質を救うことが出来るのか。
謎に満ちたサスペンス・アクションは、いかなる結末を迎えるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 22:15:57
78887文字
会話率:39%
荘平と静江は中年の夫婦。山間の村でラーメン屋を営んでいる。かつては、隣町の温泉街に向かう客でそこそこ商売していけたが、すぐ近くにバイパスができたせいで、湯治客はバイパスを通ってしまい、客足が遠のき赤字がつづく。静江は店をたたもうと提案する
が、荘平はなんとしてもつづけると言い張って、いさかいが絶えない。
ある日、けんかの売り言葉に買い言葉で、一週間以内に客が来れば商売をつづける、来なければやめると、賭けをする。荘平はすべてはバイパスが悪い、バイパスさえなくなれば客はまた戻ってくると思い爆破計画を立てる。時限装置を作って、建設会社からダイナマイトを盗もうとするが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-02 15:00:04
34529文字
会話率:76%
僕は今時限装置で殺されかけてます。誰が犯人でしょうね、全く。
最終更新:2009-12-09 16:41:40
5084文字
会話率:11%