国が転移しようが、国難の前に一致団結出来ると考えるのは、歴史が証明した通り夢想だった。大衆は無茶な成果を求め、情報媒体は煽り続ける。政治は与党という言葉のために迎合し、政党は足を引っ張り合うことでしか存在感を示せない。組織は国よりも縄張りと
権限の確保に努め、軍は予算のために睨み合う。世界が変わろうと中身が同じであるならば進歩出来るはずがない。偏見と思い込みが解消する筈がない。今まで存在しなかった団結が形になるなどあり得ない。科学と文化を持っていようが愚かは愚かのまま突っ走る。そんな中、一段も二段も劣っている国がいるならばどうするか。正しき保護だ。可哀想だから。哀れだから。保護しなければならない。代わりに資源を貰おう。代わりに物資を貰おう。そうしてあげなければ成立しない貧しい島国なのだから……「余計なお世話だから一昨日来やがれ!ぶっ飛ばすぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 11:20:53
40487文字
会話率:38%
混沌としていく世界情勢、崩れ行く世界秩序。そんな2032年の元日、日本は未曾有の大災害『異世界転移』に見舞われた。辿り着いた先の世界は、日本と同じく異世界転移によって連れてこられた国々が放り込まれる箱庭のような世界。そんな不可思議な世界の中
で、日本は自存自衛の道を模索していくこととなる。※同作者の『交錯世界の旭日旗』との関わりは皆無です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 00:00:00
405907文字
会話率:38%
第二次世界大戦において敗北しなかった日本、戦後80年がたったある日、不思議なワームホールを発見する。そして日本はなぜかそれに飲み込まれてしまい異世界に転移してしまったのだ――――。
転移した日本が見たのは、竜が飛んでいた空――――では
なく普通にジェット機が飛び交う空であった。そんな現代的な世界で日本は己の目的に向かって突き進んでゆく。
ロマンもいいですがこの作品ではなるべく現実に沿った兵器がでます。ご都合主義満載ですが。基本は亀更新なのでご容赦ください。
設定的なものも一応書いてます
http://ncode.syosetu.com/n6466di/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-19 18:30:55
87702文字
会話率:44%
日本人以外が全部異世界転移します。
筒井康隆先生の日本以外全部沈没のオマージュと言ったら過言です。
最終更新:2017-03-15 01:06:20
4056文字
会話率:3%