統合失調症と診断された岳斗。
日常的に見ている怪異を病気だと診断されたそのクリニックには、黒いモヤに包まれて怖い怖いと呟く人がいた。
その帰り道、同じ視界を持つという男に声をかけられる。交差点角の怖い存在をお互いに確認しあい別れた直後、すれ
違った別の男に突然腕を掴まれ心配される。
訳もわからず帰途へとついたが、その晩、自分に取り付いている怨霊を目撃してしまう。
翌日、またクリニックに戻ってきた岳斗は、同じ視界を持つ男と、腕を掴んだ男に再会する。
腕を掴んだ男は若月を紹介し、若月は勧誘に来たと言って岳斗と連れ出す。
若月に憑いていた物を取ってもらった岳斗は、その存在が何なのかを聞く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 01:00:00
19965文字
会話率:46%
彼らの鍛え抜かれた筋肉は著しく発達しており、その四肢は服の上からでも分かるほどに膨れ上がっている。その二人の男は、見る者に野生の熊を彷彿とさせる恐怖感を与えることだろう。彼らを表すならば、屈強・愚直・奥手・最強(ただし人間相手に限る)。芯の
通った二人の男が、非日常の怪異と戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 20:27:30
22433文字
会話率:40%