畑とお酒が趣味の魔導師、ゼオラはなじみの酒場で頭を抱えていた。
天の魔女……魔法を扱う者達。魔法使い、魔術師、魔導師、その全ての頂点に立つ存在が自分の事だったとは……そんな子供が言うような事を言った記憶は長い人生の中で一度だけ……本当
に一度だけだった。
行った事もない国の王女が自分の事を知っている。昔からある国には勝手に描かれた肖像画が飾ってある。たまに街に遊びに行けばとうとう動き出したか……とか訳の分からない事を言われる。
そんな連中を殴って黙らせるのは簡単な事だったが……それをした所で人々の記憶から消える訳でもないのでゼオラは悩む。
そんな悩める世界最強の魔導師。天の魔女ゼオラを中心に世界は動き始める。人が住む世界。竜が住む天井界。世界の混沌が集まる冥道界……その全てを巻き込んで。
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平日に更新予定で土日は作者もお休みです。面白いと思ったら評価もよろしくお。
カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:05:41
24932文字
会話率:56%
異世界に転移させられた少年を助けたのは、記憶を無くした一人の少女であった。
その少女は何者かから命を狙われていて――少女を助けるため、少年は誓う。
「僕が君を守る」
だが、転移してきた少年には少女を護る力などなく。
少年は―禁忌
と呼ばれる術に、手を出した。
完結しました。
序盤の設定の雑さは申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 22:00:00
742225文字
会話率:37%