……ぼっちでネトゲ好きのOL遥香は、趣味が高じて人工知能(AI)を作ってみた。
しかしAIが暴走して、異世界転生プログラムを発動させてしまう!
始まりの森で遥香が叫ぶ。
「こんなのアリ!?ツノ有り美少女になってるし!」<ネトゲの容姿
で魔王種ですマスター>「ちょっといいかも……」<魔王になりたいと仰っていましたから>「って、魔王!? 狙われる!」
ダンジョンがあるこの異世界についてほとんど知らない遥香は、しばらく種族を隠して旅をしてみることにした。いつか帰れるかなあと思いつつ、この世界もいいなあと揺れて。
まったりと旅仲間と親睦を深める──
──そんな癒しの物語。
★第3話のあとがきにイラストイメージがあります!
サブタイトルの後に★マークがある回にはファンアートを掲載させて頂いております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 19:54:35
234050文字
会話率:29%
離島の釣りが紡ぐ、グルメと恋とオカルトの物語。
最終更新:2024-08-31 18:16:06
162556文字
会話率:36%
夜勤明けにそのまま眠り込んでいたら、うるさい足音で目が覚めた。窓を閉めようとしたら、なんだか知らないものに手をつかまれた。
「へっついさんだよ!」
だから、誰だよ!
へっついさんと俺のむかしのお話。
最終更新:2022-09-12 21:23:49
7825文字
会話率:60%
「俺、魔王やめる」
先代魔王からその地位を引き継いで三日目。新魔王は配下たちにそう告げた。
かつての人間対魔族という図式が形骸化し、魔界領へ攻め入らんとする人間たちはもはや目的を別にしている。
そんな状況を察した新魔王は、城の中に現れた今代
の勇者と交渉し、みずからを死んだことにしてもらうことにした。
こうして晴れて自由の身。新魔王にはやりたいことがあった。
「そうだ、旅に出よう」
この世界を見て回りたい。
そして最近趣味にしている〈料理〉でもって、行く先々の旅人に舌鼓を打たせたい。
「移動式の酒場なんて、洒落てて良くない?」
のちに『旅の途中で出会うと必ず良いことが起こる』と噂される〈旅する銀の食卓〉の伝説が、ここにはじまった。
※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 22:00:00
80637文字
会話率:43%