人類文明が大きく衰退したのちにかろうじて復興を果たした、はるかな未来世界。
《王都》からはるばる離れた最果ての土地である《屑鉄平原》に、自由を求めたどり着いた異形の逃亡者たち。屑鉄拾いをしながら細々と暮らす人間たちの街に住む見習い機械工の少
年ノイエはそんな異形の一人《イゼルキュロス》と巡り合う。
その《イゼルキュロス》を追う青年アシュレー、そして対立する異形同士の争いに巻き込まれた少年の行く末とは……?
※カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 17:00:00
226723文字
会話率:36%
遥か昔、地上には人が溢れていた。
増えすぎた人口を養うには、地上は狭すぎた。暮らす土地は狭くなり、食料の割り当ても減っていった。
この問題を解決するために人類の出した答えは、宇宙への移民だった。人類は第二の大地として、地上を取り囲む
巨大な“天井”を建造した。天井の居住面積は地上の数千倍に及び、人類は続々と天井へ移住し、土地問題は一挙に解決した。そして、地上に住む人々は徐々に減っていった。
やがて、人類のほとんどは天井へと移り住み、地上と天井の往き来は徐々に減り、途絶え、天井は地上を忘れていった。
それから、数千年の時が過ぎた・・・
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※TwitterおよびTogetterに投稿していた、「忘却の天井」
https://togetter.com/t/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95
の再筆です。
※プロローグは1日で全部、第一部は1話/日で、第二部は1話/週で投稿予定です。
※2020/8/22から、第三部の投稿を始めます。月1話くらいで投稿していけたらいいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 08:00:00
127076文字
会話率:61%
※本編は随時,追記・編集します.
今からずっと未来の話.
地球の文明は衰退し,今では用途のわからない機械類が残骸となって転がっている.
東城 秋(トウジョウ アキ)は文明の衰退を全く知らずに眠り続けていた.
目を覚ましたアキを待ってい
たのは,かつての世界とは全く異なる人類と生活だった.
新たな世界で過ごす日常をゆるりと描くのんびり系けものSF.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 01:02:54
690文字
会話率:25%