シロガネヒカルはニンジャの祖父と住職の父を持つ十七歳の高校生男子である。かつて大切な幼馴染を救えなかったシロガネは、その深い悲しみと罪悪感から過酷な修行の日々を送っていたが、ある日の修行中ふと意識を失ってしまう。
目が覚めるとそこは異世界
の戦場。今まさに亡国の危機を迎えた落城寸前の城の中だった。古の召喚術によりシロガネを呼び出した王女ティアナートは告げる。私のために戦って死になさい――と。
数は力。一人の人間に全てを救うことなど出来やしない。そんな戦乱の地でシロガネは王女ティアナートの救世主となり、その身を血に染めて生きていくことを決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:50:50
558243文字
会話率:24%
何の前触れもなく少年は魔法が使えるようになった。
魔法はあらゆることができる可能性の塊のように思えたが、とても自分だけでは十分に活かすことができそうにない。
ならば――魔法を使える存在を増やそう。
数は力だ。魔法使いの集まりからは自分の想像
を遥かに超えるものが生まれるに違いない。
そうして増やされた魔法使いたちの悲喜こもごもすら楽しんで、少年は渇望し続ける。
魔法の可能性を現すのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 20:00:00
88150文字
会話率:39%
「ぼくは勇者です」「あたしは女戦士だ!」「オレは男盗賊」「わたしは女魔法使いですっ!」「ボクは男遊び人♪」「わしは女賢者じゃ」「私は女商人」『ギギギ……ガーガーピーッ……ガガガガ』──勇者パーティは大所帯。数は力、数は正義は大人数パーティの
鉄の掟。100人の魔王討伐の旅が今、はじまる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 23:05:37
13740文字
会話率:52%
魔王を倒してこい。ヒノキの棒一本渡されてそんなことを言われた名もなき主人公は、王様に棒についての注文をつけた。
棒は大きく、重く、分厚く。それはまさしく破城槌だった。
最終更新:2018-04-19 00:53:17
5257文字
会話率:38%
呪術師、魔術師、能力者。なんでもありの世の中で少年は分身の能力に目覚める。力に目覚めてしまった以上、穏やかな暮らしはしていられない! 降りかかる火の粉を払うつもりがいつのまにか世界最強を目指すことに!? 「数は力」をモットーに彼は今日も戦
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-24 18:11:22
22035文字
会話率:60%