魔法が使えない落ちこぼれギルド職員の私、サラ・ヴィンセントは初夏に差し掛かったある日、ついにクビ通告を受けた。
おまけに夕立にも降られて最悪の一日だと悲観していると、道端に傷だらけの白猫が倒れているのを見つけた。
慌てて家に連れ帰って無事一
命を取り留めた翌日の朝。
「娘が私を助けてくれたのかにゃ?」
その白猫は喋る猫だった。更には第十五代目魔王ルシファーと名乗って助けられたお礼に古の盟約に従って願いを一つ叶えるなんて言い出した。
半信半疑だったけどもう八方塞がりだった私は、一縷の望みに懸けて魔法が使える様になりたいと願った。魔王はそんな私の願いを聞き届けると、
「これからは私がししょーにゃ!」
私達には奇妙な師弟関係が結ばれる事に。
これはギルドをクビになりそうな落ちこぼれ少女が魔王を師匠に成長して行く話。
2020.5/9
1章完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 07:45:22
143272文字
会話率:54%
『抱きかかえた女性の体力と魔力を即座に回復できる、能力』
冒険者ギルドの荷物運びも失敗しながらだった主人公のイン。ある日、インは町に現れたモンスターとの戦闘現場にいたことをきっかけに、自分のレアスキルに初めて気づく。
魔力無限回復は攻撃魔
法の残弾無限化だ! と目をつけた美人魔法使いに頼まれモンスターを撃退。
さらに魔力無限化はいろいろ転用できそうだとやっていくうちに、話が大きくなっていって世界のパワーバランスがおかしくなっていくことに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 20:10:18
76653文字
会話率:50%
大学サークルの研究旅行を風邪で欠席することにした私。先生とゼミメンを見送り、部屋でくつろいでいた私に届いたのは、同じゼミに所属している彼氏からのメールだった。信じがたいことにそのメールは異世界からのもので、彼氏を含めゼミメンたちは勇者として
召喚されてしまったという。異世界とメールでやりとりする私の勇者支援系ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 21:32:46
22570文字
会話率:17%