男の娘『ショコラ』として配信している青山虹(あおやまにじ)は、同じクラスの天ヶ瀬綺羅(あまがせきら)が活動するバンドの推しでもある。元々、声フェチの虹は綺羅の声がまさに理想そのものだ。気怠くて少し低くて時折掠れる。それでいて蕩けるほど甘いチ
ョコレートのような綺羅の声にうっとりと耳を傾ける。
そんなある日、男の娘の格好でいるところに急な訪問があった。仕方なくドアを開けると、目の前にいたのは綺羅だった。
「あ、ショコラ」
「天ヶ瀬……くん?」
あろうことか綺羅に正体がバレてしまった虹は、何でも言うことを聞くから黙っていてほしいと頼む。
そんな虹に、メイクアップアーティストを目指していると言う綺羅からメイクさせて欲しいと提案された。
急激に距離が縮まる二人は自然と恋人という関係になる。
しかし虹の正体が学校の生徒にバレてSNSで拡散されてしまい……。
虹がひたすら溺愛される激甘ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 07:10:00
57218文字
会話率:44%
世には持つ者と持たざる者がいる。かくいう陰宮は持たざる者だった。だからなんだという気持ちはある。持たざる者にも相応のプライドとやらがあるのだ。それでも、ふと孤独が囁きかけてくる瞬間がある。本当にそれでいいのか、と。そんな折、担任より仰せ使っ
たのは図書室の清掃管理。どうやらクラスの女子も一緒らしい。そいつは無口で印象の薄い根暗な奴だ。これなら相互不干渉が吉だろう。そう算段をつける。だが、あろうことか彼女は掠れるような声で問いかけるのだった。──入学式のこと、覚えてますか、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 01:24:35
5517文字
会話率:30%
───ドオン!
爆発が起き、炎が吹き上がる。
さっきまでここは学園の卒業パーティーの会場だったはずなのに。
公爵令嬢レイラ・クランプトンは混乱していた。
震えて掠れる声で呟いた。
「なぜ、王子様方が、聖女様が、私を巡って魔王と戦っているのか
しら……」
転生した先は前世で読んだラノベの世界。
そしてやっぱりというべきか、悪役令嬢な私。
原作ラノベは参考にならず、迎えてしまった卒業パーティーに、お決まりの"断罪&婚約破棄"をされるのならば"ざまぁ"の準備はございましてよと意気込んでいたレイラはしかし、何故か王子に聖女に魔王、果ては隣国の王族や暗殺者までもが参戦した命懸けのバトルの景品にされていた。
「レイラは我が嫁とする」
「あの人を好きにしていいのは私だけよ!」
「君たち、レイラは僕の婚約者だよ」
当てにならない前世知識に、理解不能の急展開。
悪役令嬢レイラ・クランプトンは混乱のままに状況を見守るしかないのだった。
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思いつきの設定で書いています。ごゆるりとお読みいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 14:08:44
20272文字
会話率:25%
親族に恵まれ、愛情に飢えることなく健やかに育った雪美。心が穏やかで、争いを嫌い、人が好き。名の通り雪のように美しく、見るものが振り返るそんな彼女に、心が荒み、掠れるような日々が訪れる。様々な感情が芽生え、葛藤を繰り返し、もう世界なんて終われ
ばいいと思っていたある日を境に、探していた何かが、見つかり始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 21:57:44
827文字
会話率:12%
歌詞です。
色んなテーマ、イメージから書いていきます。
思い付いたら載せていきます。
出来るだけ定期的に、多くを更新していきたいと思っています。
が、やはり思い付いたら載せていきます。
よろしくお願いします。
ーーー現在、八編の
詞を載せていますーーー
※携帯での投稿となります。
PC/スマートフォンから読まれる場合、行間などが不自然になると思われます。
申し訳ありませんが、ご了承下さい。
《最終更新日2015/12/22》~お知しせ~更新しやすくするため改めて『歌詞集』を投稿しました。今後はそちらを更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 01:41:24
3615文字
会話率:14%