千年の歴史を誇るベースティア王国には、建国の時代より三匹の神獣の加護があるという。
第54代目の王の元、四番目の王子として産まれたアイゼンは、兄弟でただ一人黒い髪を持って産まれたが故に孤独を強いられた。
────彼の前に、“神獣の愛し
仔”が現れるまでは。
孤独な王子と戦う舞姫、二人の想いの行方は……。
※不定期更新です。
※見切り発車ゆえ、どこに落ち着くのかは作者にも不明です。
※生温か~い目で見守っていただければ幸いなり。
※アルファポリスでも連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 08:00:00
4391文字
会話率:28%
私の名前は涼森《すずもり》神楽《かぐら》。
私は四年前にこの異世界にトリップしてきた。理由はわからない。私は学校から帰る途中、いきなり突っ込んできたトラックにぶつかると思った瞬間にこちらにいた。茫然としていた私を拾ってくれたのはフレ
イ楽団団長アーリアさんとその仲間たちだ。
私は拾ってくれたフレイ楽団の為に向こうでやっていた中国舞踏を舞い、恩返しすることにした。
物珍しさに客は皆喜び、楽団のみんなも喜んでくれた。私も充実した毎日を送り幸せだった。
そして、あの日、私は彼と出逢った──。
これは異世界にトリップした女と、その女に出会ったある男の物語である。
*完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-22 00:00:00
28191文字
会話率:34%