「君を愛することはない。真実の愛を求めているからだ」まるでゲームのような台詞を吐く王子を目の前にして、リリアは前世を思い出した。そう、自分は悪役令嬢であり、目の前のアルト王子から婚約破棄される運命なのだ。しかしリリアにとってはそんなことはど
うでもよかった。なぜなら彼女の「推し」は義弟のエリクだから。「では、これからは真実の愛を見つけるためのつなぎの婚約者として振る舞いましょう」「え?ああ」リリアは義弟のエリクを溺愛する時間を稼ぐため、アルト王子との婚約を続けることにした。時が経ち、リリアの方から婚約破棄を申し出るとアルトは「婚約破棄をしたくない」とゴネだして……え、愛することはないと言ったので、こちらもビジネスライクにお付き合いしていたのですが?? 先にデレた方が負け、みたいな感じで最終的に女性上位になる話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 10:10:43
7836文字
会話率:50%
俺は緒方霞(おがたかすみ)。都内公立校に通う高二、男子バスケ部所属。
同級生で幼馴染の宮姫すずと高一から付き合っている。
宮姫は学年一かわいい女の子。そんなリア充はさっさと四散しろと思うかもしれない。だが俺と宮姫の交際はハッキリ言っ
て普通じゃない。一日一度契約更新手続きをしないといけない。もし更新できなければ交際は即終了。再契約もなし。しかも契約更新は契約終了10分前からしか行えない。あとは互いに好きな人が別にできた場合は、契約破棄は可能。交際中の浮気はもちろん厳禁。これはまぁ普通かな。
訳アリのまま二年近く付き合っていると、これまで契約更新を何度か失敗しそうになり、ヒヤヒヤした。契約更新時は宮姫と必ずキスをしないといけない。嬉しいけど、もう契約更新しないと言われるかと思い、ドキドキするから心臓に悪い。
一般的に恋愛は惚れた方が負けらしい。つまり俺は宮姫に負けっぱなしだ。それでも可愛い彼女のために今日もひたすら頑張るしかない!
……とは思ってるけど、本当はもっと楽な恋愛したい。スローライフ希望だけど現実は常に厳しい。
風変わりな主人公緒方霞と素直になれない美少女宮姫すずの織り成す青春系残念ラブコメ開幕!
※公式企画「小説家になろう Thanks 20th」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 09:32:31
8645文字
会話率:37%
「結婚してくれ」
決闘を申し込むつもりが結婚を申し込んだ。
殴るはずだった手を差し出す。
「はい」
ぎゅっと優しく握り返される。
十年前俺は奴と決闘をしたんだ。
勝負は引き分け。
そして、約束をした。
『大人になったら再
び会おう。この関係に決着をつける』
十年後――約束の地で俺は待っていた。
「き、来た!」
人影がこちらに近づいてくる。
「えっ……」
一目で彼女だとわかった。
どうして彼女がここに?
二度目の偶然は出会うべく出会った必然に思える。
十年越しの因縁の相手は運命の相手だった。
俺、旗井 勇也は十八歳の誕生日に七海さんと結婚をした。
この物語は負けず嫌いな夫と見栄っ張りな奥さんが織りなす新婚甘々ラブコメ。
「惚れた方が負け。って言葉があったよな」
「えぇ、そうね」
「この勝負、俺の勝ちだな」
「でも君も私に惚れてるんでしょ」
「くっ、確かに……勝負は引き分けってことにしてやろう。やはり勝負はここからってことか」
人は闘う生き物である。
この恋愛という名の闘いに勝ってやるぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 17:01:04
93774文字
会話率:56%
惚れた方が負けな掌編小説
最終更新:2017-12-27 21:51:54
683文字
会話率:0%
二人の会話。まあ要するに、惚れた方が負けだ
最終更新:2015-08-26 14:08:12
1773文字
会話率:42%
これは攻防戦。冗談と、悪態と、ちょっぴりの下心を武器に、今日も俺は彼女と刃を交える。
お前の気持ちは知っている。俺の気持ちも知っているだろう? だから……。
放課後の空き教室。いるのは男と女。
さぁ、勝つのはどっちだ?
最終更新:2013-09-18 12:53:02
2663文字
会話率:58%
俳優と貧乏学生。惚れた方が負け、か。
最終更新:2013-02-17 14:56:07
1886文字
会話率:53%
恋愛は惚れた方が負けなんて、誰が言ったか知らないけど、一生分の勇気を振り絞り、気になる人に想いを伝える。届け言葉、伝われ想い!!
最終更新:2006-11-26 04:25:55
2443文字
会話率:26%