「月あたり金貨10枚で弟子にしてあげる。私の仕事を手伝えば、気弱なままでも断る術を身につけることができるわよ」
前妻の娘である姉を追い出し、伯爵家の後継者となった愛人の娘。
ものの価値もわからぬ宝石大好きな浪費家。
男を手玉にとる悪
女。
事実「有」根の噂により、可憐な見た目にもかかわらず婚約者のいないアイリーン・チャンドラー。
幼い頃に親戚の少女に怪我をさせてしまい、責任をとる形で婚約を結んだ帝国一の富豪セオドア。
婚約者に振り回され続け、心身共に疲弊しきっていたセオドアは、とある夜会で噂の悪女に「金貨30枚であなたを自由にしてあげる」と持ちかけられる。
噂は事実なのに行動をともにするにつれ、セオドアはアイリーンが悪女だとは思えなくなる。
ざまぁ請負人のような悪縁切りを副業とするアイリーン。裕福な伯爵家の愛娘が金稼ぎに勤しむ理由とは――?
黒で始まり、どす黒く終わる。稀代の悪女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:43:46
28669文字
会話率:47%
かつて不敬を働いて、それ以来ずっと疎遠だった社に足を伸ばす。
貴方様は御自身の力を全て使って私を遠ざけた。
虫の良い話ではありますが、その力に肖りたいのです。
「切って、あげましょう。悪縁をバッサリと」
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何時も以上にオチがありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 12:33:48
1187文字
会話率:43%