「エビス」は「エミシ」が転訛したものとされる。
エミシは蝦夷であり、朝廷に恭順しない東国の異族を指し、これを、猛々しくも、道理を欠いた蛮族とみなして、侮蔑と畏怖とが綯交ぜとなったニュアンスを有する語である。このエミシが後にエビスとなり、
また別にエゾとも転訛し、蝦夷本来の語義、服わぬ東国の異族の意は、主として「エゾ」が担うようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:49:36
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会話率:0%
富岡八幡宮への参詣に端を発したエッセイのシリーズだが、御祭神のお一方、恵比須様について二回に渡って少々考えた後に、一区切りとしたい。
この神様は、御名をヒルコノミコトとも告られ、記紀において「水蛭子」「蛭兒」と表記される神のこととされる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 08:43:23
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前回は、浜の恵比須様、富岡八幡宮に詣でた話だったが、その参詣前、京急富岡駅に向かう電車の中で僕は非常に葛藤していた。
最終更新:2024-01-15 07:21:42
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「天使人類」により、嵐の海に投げ出された浮世(うきよ)少年は、「七福神」リーダーに助け出される。
やがて彼は北海道で、一人修業に励むことになるが…。
最終更新:2015-02-06 22:28:24
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昭和22年10月29日、北朝鮮からの引揚途中鎮南浦沖で大惨事を起こした遭難船恵比須丸の生存者、松岡信男から同僚の岩崎氏へ宛てた手紙で始まる。
最終更新:2014-03-30 11:00:25
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