難波仙一郎は元刑事。退職後は寒村の住職をしているが時折昔の伝手で探偵の様な事をしていた。
ある時近くの漁港で遭難船が出る事件が頻発しており調査を依頼される。
調査に出た仙一郎だが嵐に巻き込まれ気づけば奇妙な塔の建つ島に流れ着いていた。
そ
して不思議な少女と出会い、共に遭難船事件とこの島の謎を解き明かしてゆくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:00:00
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会話率:27%
昭和22年10月29日、北朝鮮からの引揚途中鎮南浦沖で大惨事を起こした遭難船恵比須丸の生存者、松岡信男から同僚の岩崎氏へ宛てた手紙で始まる。
最終更新:2014-03-30 11:00:25
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