旧約聖書によると、神の怒りに触れたソドムとゴモラの街は、天の火によって焼かれたという。
悪徳の街、背徳の象徴、ソドム。
ソドムの罪とはつまり、色欲、性の乱れである。
妻を持ちながら、彼女を愛し、彼女に溺れてしまった私も、ソドムの民と変
わりない。
教徒たる私を、神は決して許しはしないだろう。
しかも、人ならざる者である彼女を愛したとなれば、なおさらだ。
私に降り注ぐのは天の火か、それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 18:00:00
22138文字
会話率:32%
ひょんなことから死亡した18歳の少年は、異次元へと迷い込む―――
「もしやこれって異世界転生では!? やった!」と喜ぶ少年であったが、まったくもって、一向に、ちっとも異世界に転生される気配がなく、そのまま異次元を1000年もさまようのであっ
た―――
「なんで転生しないの!? ていうか……おっぱいとかまだ触ったことない!!」
少年は1000年間童貞をこじらせ続け、もはや童貞業界における神のような存在になっていた。
ようやく1000年後、魔法が渦巻く異世界へと転生。しかしこの世界の魔法は、草や炎などから魔力をねじり取り、魔力を変化させて発動するという、初心者には明らかに無理ゲーな設定であった。
そんなことできるわけないだろうと思っていたものの、1000年間こじれにこじらせていた童貞のこじれが、魔力のねじれと偶然にも同じ構造を発揮し、おっぱいを見ただけで最強魔法が発動できるようになっていた。
心の乱れは性の乱れ!
童貞のこじれは魔力のねじれ!!
いま、明らかにおかしい設定を持った少年が、おっぱいだけで最強魔法を爆発させる奇想天外ファンタジーが始まる…!
※第一章は、水曜・土曜更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 11:19:44
106361文字
会話率:25%
少子化問題を阻止するため、社会貢献のため増えすぎた女子高生を間引きし、体が使える限り子どもを産むだけの仕事をしてもらう闇の制度が出来た。
その名も 「処女ゲーム」 と呼ばれるものであった。
ルール的には人狼ゲームとまったく同じものである
が、命までもは賭けない。
己の貞操を賭けた少女たちのバトルが、闇の賭け事として行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 07:41:13
546文字
会話率:9%