「彌桜は御前様と、一緒に生きるためにここにいるのじゃ!」
珊櫻町に住む染井千春は、喧嘩では負けなしの不良で幼い頃から幽霊や妖怪などが見えていた高校生。
幼馴染でオカルト研究会の恭太郎が新聞部から妖怪退治の依頼を受け、同じく幼馴染の璃奈
と共に動物も寄り付かない珊櫻湖に赴くこととなった。
中心に灰色の桜が咲く珊櫻湖に現れたのは、強大な力を持つ人喰い妖怪の蛟。
交戦中に湖に落とされた千春は、櫻の幹に刀で縫い止められた半妖の少女――彌桜を見つける。
刀を抜き、封印を解いた千春に彼女は言う。
「――やっと迎えに来てくれた。約束を守ってくれると信じておったよ、我が愛しの御前様」
霊感不良少年と一途系半妖少女の妖怪退治ラブコメディ。
◆◇◆
とあるラノベ系Vtuber様の配信企画を見て、絵は描けないのに設定がモリモリ生えたので文を書きました。
その結果、書き上げるまで一年以上かかりました。投稿もほとんど供養みたいな感じです。
その時の最強ヒロイン要素はだいたい拾ってるはず……はず……。
一人称でラブコメって五億年ぶりに書きました。ラブコメって言っていいのか分からないけど、意外と楽しかった。
楽しんで頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 19:47:52
29288文字
会話率:53%
私は、貧しい商人だった。
ある日、ある人物から変わった呪(まじな)いの話を聞いた。
勝負に勝てば望みを叶えてくれるというその呪いを、私は試してみようと思った。
最終更新:2021-08-26 23:56:32
4870文字
会話率:3%
御前様(ごぜんさま)と呼ばれる神様に神楽舞を奉納したことのある鏡子(きょうこ)は交通事故で他界した後、縁あって彼のお社で暮らしている。しかし六年に一度の祭りを控え神社に新たな舞い手が現れたことで、鏡子の心は掻き乱される。
※個人サイトと重複
掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-07 21:00:00
22892文字
会話率:27%
東の果ての果てに、御前様と呼ばれる、白い光を操るものの伝説があった。世界各地では、大帝国が黒い光に襲われ、次々に滅亡の危機に見舞われていた。状況を打破するため、帝国は優秀な使者を御前様へ派遣する。果たして伝説は真実か。
最終更新:2013-02-09 23:13:44
7687文字
会話率:62%
現代日本において、大和撫子は絶滅したと云われている。
西洋文化をふんだんに取り込み、男女平等を謳う今の世では致し方ないだろう。
しかし、居るところには居たのだった。
その者の名は――宵乃宮:靜《よいのみや:しずか》。
頭脳明晰。
容姿、
家柄トップクラス。
性格も優しさの中に凜とした強さを持つという、云うこと無し。
楚々とした雰囲気と名前から、『御前様』などという大層なあだ名で呼ばれている。
あ、ちなみに俺の名は月杜:御影《つきもり:みかげ》。
付属要素は――霊能力者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 22:00:44
40941文字
会話率:28%