主人公の芳江は母親、姉、弟と共にハルビンから四国に引き揚げてきた。
一家は崖の近くの空き地にバラックを建て、困窮生活を始める。
程なく芳江は口減らしのために、奥地で旅館を営む叔母のもとに預けられる。
そこでは身内ではなく使用人の扱いだった。
姉が就職したことから、芳江は実家に呼び戻される。
中学を卒業後、芳江は大阪で准看護婦の資格を取る。
四国の診療所に就職し、母親との生活が始まる。しかし、安穏な未来が待っていたわけではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 08:52:26
5906文字
会話率:18%
樺太で育ち、終戦間際の旧ソビエト侵攻により、14歳で着の身着のまま北海道へ引き揚げてきた洋服屋の孫娘「みっちゃん」
みっちゃんは北海道で厳しい青春時代を過ごし、その後、突然に中学校の教師「みちこ先生」になりました。
そんな彼女の淡く懐か
しい想い出ばなしの数々。
【樺太編】【北海道編】【教師編】と分かれますが、投稿の時系列は、ばらばらです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 10:01:21
1394文字
会話率:5%