青森の小さな土建会社の跡取り息子、太一郎。
高専を出て、五年間の修行のため、東京の建設コンサルタント、飛雄社に勤め出した。河川部だった。キャドのオペレーターのフサちゃんと、気が合った。彼女は12歳年上だった。
過酷な職場環境だった。母の教え
の「忘己利他」の精神で、周りの人々の手伝いをした。
フサちゃんが身ごもり、二人は結婚した。それで、太一郎は勘当される。
不況が襲う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 15:07:33
53590文字
会話率:12%
妖怪ビオトープ管理士の第三話。妖怪たちが社員の建設コンサルタント会社(株)トープスに殺人事件捜査の依頼。しかも犯人はお地蔵様? お金のためにご神木を枯らす人間の軽率な行為が、古代の妖怪を目覚めさせる。
最終更新:2013-01-05 18:19:43
49669文字
会話率:43%