「カルメン、婚約を解消しよう」
霞の森で一人暮らしているカルメンはある日、婚約者に婚約白紙を切り出された。
婚約者の不誠実を知っていた彼女は、素直に白紙に応じた。その次の日、カルメンの営んでいる料理店、『木のスープ匙』の常連客、クェンティン
がカルメンに話し掛けてきた。それはとある提案で……?
一人を好んでいるカルメンと、静かなカルメンの隣を好んでいるクェンティンの、静かな恋愛物語。
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※ご都合主義がまかり通る世界でございます。苦手な方はご注意ください。
※趣味作ですので、投稿は不定期です(亀の歩みで書いていきたい)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 20:00:00
16243文字
会話率:45%
貴族子女の通う学園では、婚約者を蔑ろにした第二王子が男爵家の庶子と懇意にしている。
そしてミシェルは学園で毎日、第二王子から睨まれ続けているのである。
まるで巷で流行っている、王子と平民の恋愛小説のように。
あれっ、でも私・・・婚約者じ
ゃありませんよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 15:31:29
86634文字
会話率:28%