栃木県日光市の湯西川にある、『平家の里』および、
かつて存在していた『ちゃんまげの館』のお話。
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最終更新:2024-03-18 01:23:17
2971文字
会話率:17%
「赤きてふは死にし屍を食いたるゆえ、名をしくひてふ、もしくはしじきてふと名付けき。」
年に一度、3月22日に、非業の死を遂げた平家のご落胤が、島民を祟って「御先様」となり、志々岐島の和田津集落を練り歩く。御先様に行き逢った人間は海に牽かれ
て、碧の洞窟に首無し死体となって上がるのだ。
シジキチョウはその死体を貪る肉食の蝶だった。
民俗学研究をしている院生の夜須は、蝶をこよなく愛し、いつか新種の蝶に自らの名をつけるという野望を持つ。
ある日、1年前に院をやめて田舎に帰った友人・交野から電話をもらい、「志々岐島には肉食の珍しい蝶がいる」と聞き、一に二もなく志々岐島を訪れると約束する。
3月22日迄においでと言われ、夜須は早々に志々岐島に足を向けた。
シジキチョウのことを調べていくにつれ、島の謎にたどり着いた夜須の身の上に降りかかる災厄とは————?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 09:00:00
102714文字
会話率:35%
懐かしの八幡平と宮沢賢治に会いたくて福間家は旅に出ました。賢治の足跡、改めて敬意を払います、そして猊鼻湯西川。渓、圧巻でした。続けて、草津、鬼怒川。
湯西川は平家落人伝説の宿、しっとり落ち着き、日本の伝統的な宿を堪能しました。
最終更新:2018-09-09 05:00:00
12827文字
会話率:0%