人類が宇宙に進出した遥か未来。人類がまだ地球にのみ生きていた古代史を研究していたラボの一つ【帆船時代研究所】がその研究の成果の発表として、大海賊時代と呼ばれた18世紀のカリブ海を再現したリアルタイムフルダイブ型海洋アドベンチャーゲーム【|W
est(西) |India(インド) |Company(会社)】を発表する。
4つの国が覇を競い、多くの海賊たちが跳梁跋扈する危険なカリブ海で、主人公は1隻の小さな船で駆け出し商人として船出する。
商人として成功するも、海賊として悪名を轟かせるも、傭兵として戦場で名を馳せるも、島を開拓して領主として成り上がるも、すべてはプレイヤーの才覚次第。
すでに平均寿命が大幅に伸びているこの時代の人々は娯楽に数十年単位の時間を費やすことをなんとも思っていない。だが、この時代のゲーム、とりわけリアルタイムシミュレーションはとにかくプレイに時間が掛かるので、いくら暇をもて余しているとしても気楽には手出しできないのが現実だ。
それで自分のプレイを配信することを仕事にしているプロゲーマーはこの時代においても人気の職業になっている。
そんな人気のプロゲーマーの一人で、特に地球古代史を題材にした歴史シミュレーションの実況プレイを主に配信している主人公マサムネが|WIC(ウェストインディアカンパニー)を始める所から物語はスタートする。
VRゲーム実況×歴史シミュレーション×海洋アドベンチャーという要素を詰め込んだ新感覚のゲーム小説をぜひ楽しんでほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 00:44:18
231944文字
会話率:52%
AIが全てを管理し、人々は仮想世界の中で遊んでいられるようになった世界。
主人公である僕も、ただ幸せに日々を過ごしていたが、
やがて地球の生産活動は限界を迎え、AIは人類全員の『コールドスリープ』を提案する。
これまでもずっと全てをAI
に任せっきりで生きてきた僕は、その指示の通りに眠りについたが、
僕のコールドスリープを終わらせたのは、『宇宙盗賊』を名乗る謎の一団だった……!
猪突猛進型でトラブルメーカー、それでいて明らかに経験不足の美少女船長
『宇宙最速』を夢見る酔っ払いパイロット
小言ばっかりの偏屈ヒューマノイド
照れ屋でいつも何かに隠れてばかりの変身宇宙人
明日をも知れぬ、無茶苦茶な一団の中に放り込まれて、
頼れるのは『不完全な人工知能』になってしまったと自嘲するAIアシスタントたった一人。
自分の足で走ったこともなかった僕は、いきなり宇宙の大冒険に放り込まれた……!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 17:54:08
49713文字
会話率:18%
世界にただ一つ、空飛ぶガリオン船が自由気ままな旅を楽しんでいる。
ガリオン船の船長は、愛らしい美少女だ。
彼女には遠く離れた場所に大切な人がいる。
その人は彼女に自由をくれた人。
今は、極貧荒れ地国でなんか、ええと、色々頑張っている。
船長
は毎日幸せだ。けれど、少しだけ寂しく思っている。
会いたい。
―――会いに行くのは簡単だ。
けれど、せっかく旅に送り出してくれたのに簡単に会いに行って良いのかしら?
でも結局会いに行っちゃうんですけどね!!
美少女船長には、口と性格と態度の悪い剣士がお供についております。
彼とのギリッッギリのフラグ立ちそうで立たない感じも、お楽しみください。
※タイトルを【彼女のチョコレートは溶けない】から変更しました。
※【蜥蜴の果実】の番外となっております。本編読んでなくても大丈夫なようにはしてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 00:35:45
97299文字
会話率:34%
空飛ぶ帆船の少女船長アデライードは、先人の遺跡を発掘しながら、父の遺した船を追っている。ある日、港で荷崩れに巻き込まれた技師の青年カーツを拾った。その出逢いは、アデライードと船員たちの関係に変化をもたらし、やがて父の船にも関係してきて——
「わたしを信じて。わたしは飛船乗りよ。この『黒の天鵞絨』号の船長よ!」
大空を帆船が飛び交い、ロストテクノロジーな遺跡が点在する世界で、ヒロインが恋と冒険を繰り広げます!
/えんためガールズ二次、コバルトロマン一次を元に改稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-02 09:06:01
93996文字
会話率:43%
神を越えるため、地球圏外に伸ばされようとした人類の手は、とある惑星で断たれてしまった。手となった船団が助かる方法は、同胞の手を借りること。船長は今日も、悩み苦しみながら助けがくるのを信じて待っている。
最終更新:2009-08-06 09:00:02
1440文字
会話率:59%