もうだめだ。親友のK君がエロい。色っぽい。そういう目で見てしまうのが止められない。鼻血が止められない。このままでは親友K君に絶交されるピンチだ。ぼくは鼻血をもう出さないと決意する。しかし、ぼくのガマンが限界を超えたときソレは起きたのだった。
※この作品は「なろうラジオ大賞4」の参加作品の為、合計1000文字しかありませんご了承ください。使用キーワード『ひまわり』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 16:46:40
1000文字
会話率:34%
気が付くとゲームの中にいた。ライトノベル作家を生業とする実兄が変名でシナリオを担当した乙女ゲームの世界だった。一時的なトリップなのか転移なのか転生なのか、直前の記憶のない私には分からない。ただ、とてもじゃないけどこの世界を楽しもうなんて気分
にはならなかった。何故なら私と同化した悪役令嬢ロザリンドは、どのようなルートでも「男性向けエロゲでもこのような描写はしない」と言われるような凄惨な末路を辿るキャラだから。しかも彼女に仕える二人のメイドの正体は、野心家の令嬢ロザリンドを監視するために雇われた女騎士兼諜報員に隣国の暗殺者といった破滅フラグガン積みの超絶地雷案件。このままではゲームと同様の末路は避けられない。あんな目に遭うのは絶対に嫌。でも脱出方法が分からない。そんな私が目を付けたのは、神に仕える騎士団長。アルビノとしてのハンデを克服するために吸血鬼になった、このゲーム内では最強のキャラ。ただ一つ問題が。彼は攻略対象キャラではなく、恋愛的なアプローチの通用しない男だった──少女漫画風ホラーと少し不思議系SFと頭脳戦無双テイストの入った異世界トリップ悪役令嬢モノです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 01:27:26
31562文字
会話率:36%