ときは2019年、とある田舎町マーサーシティ。人間と、もうひとつの知的生命体『ハザード』が存在する世界。
主人公の少年バーツは、幼い頃に両親を失い、義理の家族とともに喫茶店を営み、平穏な日々を過ごしていた。
だが、夜になるとバー
ツはある悪夢にうなされる。狼のような姿をした男が、彼の目の前で実の両親の体を食いちぎるのだ。あり得ない、イカれた夢でありながら、バーツには確信があった。この夢は、過去の記憶。狼男は確実に存在し、実の両親は彼に食われたのだ。
誰にも言わず狼男への復讐を誓うバーツは、やがて自分にも特異な体質があることに気付く。そして狼男の正体に近付こうとする中、マーサーシティーに潜む巨大な陰謀へ巻き込まれていく。
〈簡単な登場人物紹介〉
○バーツ・バルクレイ……主人公。素直で単純な16歳の少年。両親を狼男に食され、復讐を誓っている。
(エール家)孤児であったバーツを引きとって育てた、暖かい家族。
○エイジ・エール……バーツの義理の父。喫茶店を経営する。たまに下ネタを言う。
○アンナ・エール……エール家のひとり娘。夢に不思議な力があると信じている。
(怪人たち)変身能力を持ち、人間社会に潜む怪人たち。バーツの友となるか、敵となるか。
○ジャンヌ・ジャスティス……白鳥の怪人へ変身できる青髪の女。強力なパワーを持っており、バーツに戦い方を教える。
○ソラト・バナグラス……人間のふりをしてバーを営んでいる男。アルコール中毒者。
○狼男……バーツの親の仇。だが、その素顔は分からない。バーツの夢に出てきて彼を唸らせる。
※感想をいただくと筆者が飛び上がって喜びます。
※小説現代新人賞二次落ち作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:00:00
95712文字
会話率:47%
みんな~、あ~つまれ~!
朝起きたらパンダマンと名乗る変なヤツからの電話。
ほどなく家にやってきたカエルとハチマキ。
はやく逃げないと殺されるとパンダマンは云う。
ワケのワカラナイ状況の中、幼なじみにミユウちゃんと合流し共に逃げるハヤト
。
必死で逃げているうちに少しずつ明らかになる謎、そして浮かび上がる驚愕の真実に、
やがてふたりは敢然と立ち向かう!?
ナンセンスだけど、ちょっぴりカッコよくて泣ける漫画ちっくな長編小説。
アクションあり、恋愛あり、涙あり。
友情、そして深い絆。
てんこもりのエンターテインメントでお贈りするドタバタコメディ。
ぷれみあむみにっつ、は~じま~るよ~!
※この作品は小説現代新人賞にて一次審査通過した作品です。
ライトノベルのノリでありながら純文学の登竜門を一枚破ったその理由は、
最後まで読むとなるほどと納得いただけると思います。
……とかなんとか真面目な話はおいといて。
頭空っぽにして爆笑しながら気軽に読んでスカッと楽しんで欲しいと思います。
※また、この作品はamazon Kindleにて発売しております。
スカッと一気読みしたい方は是非ご覧ください。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B7%E3%82%8C%E3%81%BF%E3%81%82%E3%82%80%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%A3%E3%81%A4-%E5%B9%B3%E5%A1%9A-%E7%99%BD%E9%B4%89-ebook/dp/B07WR6LN9X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%81%B7%E3%82%8C%E3%81%BF%E3%81%82%E3%82%80%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%A3%E3%81%A4&qid=1566772496&s=digital-text&sr=1-1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 07:24:09
10437文字
会話率:41%
人気タレントの理奈が見知らぬ女から手渡された封筒の中には殺人の告白が書かれていた。
小説現代新人賞(旧)に投稿一次予選通過作品を加筆訂正しました。
商業誌では小説の体を成していると一次は通過するようです。
その先が、ものすごーく大変で
すが……。
御目汚しになると思いますが、興味のある方は読んで見て下さい。
SF(空想科学)で連載小説書いてます。そちら共々、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 19:57:25
16337文字
会話率:12%
地方都市神ノ宮市に所在する大学「北関東科学大学」。主人公黒野恭輔はその大学の大学院生として在籍していた。
夏のある日、黒野は一人の少女と出会う。その少女の名は不動真菜。彼女はとある事をきっかけに知った『ブルードルフィン』と呼ばれる薬品に
ついて、黒野の所属する研究室のボス明神教授に話を訊きに来たという。
しかし、明神教授は研究室を留守にしていた。そこで、黒野は同じ研究室の先輩である桃山素子と共に明神教授を探すべく行動する事になったが、そこで二人は大きな事件へと巻き込まれる事となる。
この「ブルードルフィン」、以前に小説現代新人賞に投稿した作品です。残念ながら二次選考で落とされてしまいましたが、このままお蔵入りしてしまうのも、もったいない気がしたので、改変してこちらに上げさせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 17:21:47
97995文字
会話率:60%