剣と魔法の時代。
アシロ帝国の侵略に見舞われる辺境の街で。
平和と平等を願って祈りを捧げるシスター・レイの手に対戦車ミサイル〈聖ジャベリン〉は託された。
彼女はゴツい大筒をかつぎ上げ、迫り来る侵略者どもの前に立ちふさがると、救いを求め
る人々から1発1千万のコストを吸い上げて、思う存分ミサイルを乱れ撃ち。
こうして戦車ぜったい殺すマンと化したレイが通った後には、貴賤なき平和と平等だけが残されるのだという。
恐怖と救いが、そして狂気と正義が紙一重。
強きをくじき、弱きを助け、おまけに金持ちを一文無しするシスター・セイントジャベリンの伝説が今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 10:24:25
21778文字
会話率:41%
目には目を、反撃するのは当然の権利だ。
最終更新:2020-06-03 06:00:00
697文字
会話率:12%
近未来、そこでは歩兵が携行する兵器の高性能化によって『歩兵万能論』というものが巻き起こった。これは高性能の対戦車ミサイルや対空ミサイルを歩兵に携行させることによりいかなる戦闘にも対応できるという考え方で、同時に『戦車不要論』の再燃や『航空
機不要論』というものを生み出すことにもなった。事実、戦車や航空機を新兵が撃破撃墜するということが可能になり、戦車が大地を駆け抜け、航空機が空を飛び回る戦争は過去のものとなろうとしていた。
しかし、それらを携行して行動するとしても人間である以上体力に限界があるうえ、一発で数キロもある兵器を一人で何発も担いでしまっては行軍することもままならない。そのため継戦能力に欠けるという問題があったが、陸軍はこれを解決する手段として装甲歩兵というものを開発した。
この物語は装甲歩兵の搭乗員となったアレックスを中心として、装甲歩兵として戦い続けていく姿を書いたものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 22:40:21
24648文字
会話率:48%
暴力と欲望と快楽の街クリミナルヘブンの一角に店を構えるジョン・レドリックとアーサー・スペンサー。
レドリック商店には、たわしから対戦車ミサイルまでなんでも揃う品揃えが自慢の個人商店であり欲しいものならなんでも揃えてくれると噂の商店だ。
この店には色々な客が来る。
子供から老人までどんな客でも金さえあれば欲しいものを売るのがモットーのレドリックはクリミナルヘブンの闇を見つめながら商売を営む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-08 00:48:08
15083文字
会話率:38%
世界の武器輸出4割をシェアするKGSC(Kiriyama Ground & See Corporation)社は社長である桐山晴也を筆頭に、何時ものように仕事をこなしていた。とある日、交渉が決裂したテロリストに対戦車ミサイルを撃た
れ、死んだはずだった彼らはなぜか剣と魔法の異世界にトリップしてしまった。しかも、彼らはそこでも武器商人として生きて行くのだった。
「大砲がないなら小銃を、小銃がないなら弓を、弓がなければ棍棒を、棍棒がないなら石を売ります。それが僕たち武器商人であります。つまり、僕たちは暴力を崇拝する悪なのです」
現在次話制作中です…(°_°)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-27 18:06:22
18655文字
会話率:74%