二人の新聞記者古橋大輔は空手の達人、真田鈴は女子柔道でかつて名をはせた選手だった。本人たちはいたって平和的なただの飲み仲間のつもりなのだが、よくもめ事に巻き込まれてそしてそれを戦闘力で解決してしまう二人は「三笠新聞の風神雷神」と呼ばれていた
。
ある日大輔のもとに不審なFAXが届く。送り主は「ねずみ小僧」を名乗り東京ドームにはためくプロ野球のチャンピオンシップフラッグを奪うと予告した。
「義を示し、日本を正しい姿に導く」とうそぶくねずみ小僧。
そして犯行予告はなぜか大輔の一人息子、中学生の直行にも送られていた。
巨人阪神戦。予告通り現れるねずみ小僧。
大輔と鈴、そして直行は事件に大きく巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 19:51:29
174791文字
会話率:35%
柔道女子日本代表でひと際目立つ選手がいた。彼女は試合中ずっとニコニコ笑って戦う笑顔の柔道家。そして中学生時代から世界を舞台にしても敵なしの強さを誇る女王である。通称はスマイルクイーン、仙道朱莉沙の人生をここに書き記す――
最終更新:2021-10-11 13:00:00
5015文字
会話率:53%
世は空前の柔道ブームを迎えていた。その人気を牽引しているのが女子高生でありながらオリンピック柔道金メダリストでもある道明寺怜という少女の存在だった。
彼女は常人が持ち得ない能力。異能の持ち主だった。しかし、現在高校女子柔道界において異能
を持つのは道明寺だけではない。極一部の女子高生の中には道明寺と異なった力を持つ天才達が居た。
そんな才気溢れる者達が覇を競い合う中、一人の少女もまた高校柔道の頂点を目指していた。
彼女の名は榊原智衣。彼女は亡くなった祖父の柔道が日本一だという事を証明する為に、全国制覇に挑んでいた。だが智衣の高校には柔道を教える師もおらず、部員は智衣を含めて二人という弱小校。その現状を打破する為、智衣は生前祖父が最も信頼を寄せていた男、尾上崇にコーチになって貰おうと考える。
しかし、智衣が出会った尾上は健全とは程遠い不良中年だった。
尾上の出す無理難題をこなしながら智衣は祖父の意思を継ぐ為、全国制覇を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 14:56:43
29019文字
会話率:59%
冬実は女子柔道部の廃部を防ぐため、団体戦の大会に3人で出場して優勝するというムチャな計画を立てた。だがあとの2人は退部してしまい、冬実は孤立無援となる。幼なじみの孝之は、悪態をつきつつも冬実に協力する。そして大会の日。孝之の作戦が図に当たり
、冬実の快進撃が始まった……ように見えたのだが、柔道はそんなに甘くはなかった。/漫画脚本の形式です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-31 22:42:48
7507文字
会話率:51%
予算獲得の条件として、男子との団体戦を行うことになってしまった女子柔道部。体力差を埋めるため、真奈たちの考えた卑怯な必殺技が炸裂しまくる! はたして勝負の行方は……。 / 12pを想定した漫画脚本の形式です。
最終更新:2011-07-26 01:10:42
2132文字
会話率:58%