もしも強豪校野球男児が女子高生の身体に入ったら————。
東雲竜平は県内の野球強豪校に在籍し、日々野球に励んでいた。甲子園をかけた決勝戦を翌日に控え、公園で練習をしていると、不意に気を失ってしまう。そうして気がついたら見知らぬ少女・葛西陽菜
乃の部屋にいた。部屋にいるだけに留まらず、姿もその女子高生になっている!戸惑う竜平だが、止むを得ず葛西陽菜乃として登校すると天才野球少女・音無優衣に声を掛けられ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:39:37
100291文字
会話率:43%
私が中学生の頃、高校野球規定の改変が行われた。その一つが、女子の公式戦参加許可、というものだった。
あの日の事は、今でも覚えている。私が初めて球場に行った、あの日。
満員の球場。割れんばかりの観客の声援。その中心、マウンドに彼女は
立っていた。忘れるはずがない。私はその背中に憧れ、追いかけ、野球を始めたのだ。あの日、私の心を魅了し鷲掴みにした、彼女の名は――――
「上野智美」プロ野球史上、初めての女性選手。そして、全国の野球少女にとっての夢。
私は今、彼女が切り拓いたその道を歩もうとしていた。
かつて天才野球少女と呼ばれた私には、一つ欠点がある。それは孤独だ。
誰かに気を遣うこともなく、誰から罵られることもなく。自分だけの世界に閉じこもり、何もかもを自分で始めて、自分で終わらせる。誰かに迷惑を掛けることもない。
私は、そうやって生きてきた。これからもそうするつもりだった。
――――あんたさえ現れなければ。
私の人生を変えたもう一人の人間、「安達奈々」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 18:22:10
96192文字
会話率:30%
夏の甲子園と秋の女子野球甲子園、日本プロ野球と女子プロ野球。 今や女子野球も男子野球人口に匹敵する程になった。
そんな時世の中、開かれた女子野球世界大会で日本の優勝を見て高校進学と共に女子野球部に入ると決めた少女が一人。しかし、いざ入ろうと
したら告げられた残酷な真実。
「女子野球部は去年廃部になりました」
野球部復興の為に仲間を集める少女。それに巻き込まれるようにして過去の苦い記憶から暫らく野球から離れていた俺と少女の二人が関わっていくことになる。
――って、俺、監督!?
割りと珍しい!?主人公監督系スポ根本格野球小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 22:18:35
143320文字
会話率:43%
ある朝目が覚めると違和感。
ルームメイトに起こされる。
野球が好きという変わった女子生徒に関わる事で橘厚志の高校生活は急変を迎える。
彼女の野球をしたいと言う願いを叶えようと様々な問題をクリアして行く…。
最後に待つのはハッピーエンドか
バッドエンドかはたまたデッドエンドなのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 09:29:55
88694文字
会話率:41%